たけむら通信 2020・8月号
こんにちは!院長の竹村です!
暦の上では秋を迎える(8月7日頃が立秋)頃ですが、やはり一般的に「夏」といえば8月ですよね。本格的な厳しい暑さが続く中、夏バテや熱中症などせず元気に過ごせていますか?今年は新型コロナウイルスの影響で、7月の東京オリンピックの1年延期をはじめ、全国の花火大会やお祭り、プールや海開きなどの中止が相次いでおり、例年とは異なる夏を過ごしている人も多いでしょう。楽しみなイベントがなくなってしまうのは本当に寂しいものですが、来年以降にまた例年通りの夏の知らせが各地で聞けるよう、引き続きコロナ対策も継続していきましょう。また、家で過ごす時間が増える今だからこそ、できることを模索してみてください。後回しにしていたことや、やりたかったことを始めるチャンスかもしれません。ぜひ、この夏を有意義に過ごせますように!
コンセントの穴左右で長さが違うのはなぜ?
自宅のコンセントの穴、じっくりと眺めたことはありますか?実は左右の穴の大きさが違います。左右に2つ並ぶ縦長の細いコンセントの穴は、よく見ると左側の方が少し長いんです。知っていましたか?この穴の長さが違う理由は、左右の穴で役割が異なるためです。コンセントにプラグを差し込んだ時、電気は右の穴から供給されて電化製品に届き、プラグから左の穴へ帰ってきます。この左の穴はアースと呼ばれ、万が一高圧電流が流れてしまった時などに、その電気を外へ逃がす役割を担っているため、左の穴の方が長いつくりになっています。身近なコンセントですが、穴の長さの違いは知らない人も多いようです。家のコンセントを見てみてくださいね。
「牛乳」だけにつけられた紙パックのくぼみの正体
牛乳には、生乳100%の「牛乳」という種別のほかに、「低脂肪乳」や「乳飲料」などの加工乳があります。中でも種類別が「牛乳」のみ、紙パックの上部に「切欠き(きりかき)」と呼ばれる小さなくぼみがあるのを知っていますか?これは、目の不自由な方が、牛乳とほかの飲料を区別することができ、また、切欠きのついていない方がパックの開け口だと分かるようにつけられています。加工乳やジュースなどの紙パックには、このくぼみはありません。ただし、あくまで任意表示なので、全てのメーカーの牛乳についているわけではありませんが、ほとんどの「牛乳」には、切欠きがついています。間違いなく「牛乳」を選ぶ際の目安にもなるので、覚えておくと便利です。
冬瓜は実は夏野菜!冬瓜を食べて夏バテ予防に!
「冬」の文字がつく冬瓜ですが、実は夏野菜の一種です。冬まで貯蔵ができることから、この名前がつけられたと言われています。冬瓜は成分の90%以上が水分で、夏バテ対策にも効果的な食材です。また、水分量が多く低カロリーな野菜のため、ダイエット食材としても注目されています。味のくせもなく、煮込み料理から炒めもの、和えものなど、様々な料理に活用できるのも魅力です。
冬瓜に含まれている栄養は、浮腫み解消に効果的なカリウム、美肌成分のビタミンC、肥満予防に役立つといわれるサポニンなどが挙げられます。水分が多いため、ほとんど栄養がないと思われがちですが、そんなことはありません。水分が豊富でカリウムを多く含むことから、高血圧の予防にも効果的です。効率良く体を冷やす作用もあるので、冬ではなく夏に味わいたい野菜ですね。
夏には夏の冷え対策!夏の冷えリスクと予防法
暑い夏は、薄着で過ごすことが多い、靴下を履かない、冷たいものばかり口にするなどの条件が簡単に揃って、意外と体が冷えにさらされています。さらに、エアコンが効きすぎた室内で長時間過ごしたり、屋外と屋内の気温差によって、自律神経自律神経が乱れて体調不良が起きやすくなります。少しの工夫で、夏の冷えから体を守る習慣を身に付けましょう。薄手の上着を常に持ち歩く、オフィスではひざ掛けをかける、素足で過ごさず靴下を履く、水はできるだけ常温で飲む、冷たいものばかり飲み食いしないなど、熱中症対策と同時に、冷えすぎを防ぐ対策も取り入れることで、健康だけでなく代謝を低下させないダイエットに良い効果も期待できるはずです。
竹村誠司
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