夏バテや熱中症の対策を!(たけむら通信2024年7月号)

たけむら通信2024年7月号

こんにちは!たけむらです!

本格的な夏の暑さを感じる日が増えてきました。セミの鳴き声も、梅雨が明けて一年で最も暑い時期に入ることを知らせてくれています。

ここ数年の夏は、猛暑や酷暑と呼ばれ、日々の生活を行うだけでも身体が悲鳴をあげがちです。暑くてなかなか眠れなかったり、夜中に何度も目が覚めたり、寝ている間に大量の汗をかくなどの睡眠では、日々の疲れが取れにくいですし、疲労が蓄積されてしまいます。

夜間のエアコンは、タイマー設定ではなく、起きるまでつけっぱなしが正解というのも常識になりつつあります。夏は、暑さのせいで身体が疲れやすいので、よく眠ることは厳しい暑さを健康に乗り超えるうえでとても大切です。

エアコンを上手に使い、良い睡眠を確保することが、夏バテの予防や熱中症対策にも繋がります。しっかり対策をして、夏を楽しみましょう!

酔ったときに食べるラーメンが美味しいのはなぜ?

院長の知恵袋2024年7月号

お酒を飲んだ後の「締めのラーメン」。酔った時に食べるラーメンは、なぜか美味しく感じますよね。普段はラーメンを食べなくても、お酒を飲むと食べてしまうといった経験がある人も多いのではないでしょうか。

実は、飲んだ後のラーメンがいつもより美味しく感じるのには、生理学的な理由があるんです。ラーメンのスープは、豚骨などいろいろなダシを使ってとるのが一般的です。このダシの中には、旨み成分の「イノシン酸」が含まれており、アルコールを中和する働きがあることで知られています。

私たちは、お酒を飲むと血液中に多量のアルコールが溶け込んだ状態になります。そのため、無意識に血液中のアルコールを中和するイノシン酸を欲する状態になるのです。

お酒を飲んでいないときよりもラーメンの匂いにひかれたり、ラーメンを美味しく感じやすくなるのは、ちゃんとした身体からの欲求があったからなんですね!

7月の食材レシピ

旬の食材レシピ2024年7月号

えだまめはダイエット・美容にも効果的!

お弁当のおかずやビールのつまみで使われるえだまめ。えだまめは、畑の肉と言われるほどタンパク質が豊富なことで有名です。また、えだまめに含まれているのはタンパク質だけではありません。ビタミンやミネラルなど様々な栄養成分も含まれています。

特に、夏バテの改善が期待できるビタミンB1やビタミンB2、疲労回復や肌の老化予防およびターンオーバーの促進につながるビタミンCを豊富に含んでいます。さらに、腸内環境を整え脂質や糖質などの老廃物を除去し、肌荒れ予防にも効果のある食物繊維も多く含まれているんです。

えだまめは収穫後から鮮度が落ちやすく、常温で24時間経過するだけでもアミノ酸が半分に減少するとも言われています。えだまめの栄養を逃がさずに摂取するには、鮮度が落ちる前に調理することが大切です!

また、上で紹介しましたレシピの他に、焼きえだまめなども栄養を効果的に摂取する点では有効です。ぜひ試してみてくださいね!

梅雨明けからの熱中症には要注意!

わくわく物語2024年7月号

夏が来ると毎年話題になるのが「熱中症」です。熱中症は、主に7~8月がピークとなるものの、実は梅雨明けからすでにリスクは高まってきています。

そもそも、熱中症は、暑い環境にいることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調整ができなくなることで起こる症状で、原因は「環境」と「からだ」の2つと言われています。

「環境」としては、高温多湿・風が弱い・日差しが強い・急に暑くなるといったもの。「からだ」としては、高齢者や乳幼児・肥満の人・高血圧や糖尿病などの持病がある人・暑さに慣れていない人・体調が悪い人などです。

熱中症は、暑さを避ける・こまめに水分や塩分を補給する・服装などに気を付けるといったことで防ぐことができます。外出時の日傘や帽子の着用を心がけるほか、熱を吸収しにくい白色系の服装にすることも効果的です。

今年も暑い夏が到来します。ぜひ、体調管理を万全にして過ごしてくださいね!

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。