かかとが痛い!その痛み足底筋膜炎かも。足専門家が「自宅セルフケア」も解説!
朝起きた直後など、歩きだしの一歩目足を着いた時に、かかとに痛みが走りませんか?
病院でレントゲンを撮って「かかとの骨に棘(踵骨棘)が出てる」と言われ、諦めていませんか?。
この「かかとの痛み」は40代以降の女性によくみられる症状なんです。かかとの痛みにはきちんと原因と対処法があります。
目次
こんな「かかとの痛み」ありませんか?
- 朝起きた直後の一歩目に足を着いた時
- 長時間座っていた後に歩き出した時
- フローリングなど硬い床を歩いた時
どれかひとつでも当てはまれば、「足専門」の当院にお任せください。
私たちがあなたのお役に立ちます。
そもそも「かかとの痛み」の正体とは?
「かかとに痛み」がある人は、ほぼ間違いなく「足底筋膜炎」でしょう。この痛みは鋭くズキッと刺すような痛みが特徴で、かかとに体重が乗った瞬間に激痛が走る本当につらい症状です。
もしかしたら、私もそうかも?と思った人はかかとの裏を押してみて下さい。ズキッと痛い場所があれば、さらに高い確率で「足底筋膜炎」です。
初期症状のうちは、痛みが出ても知らぬ間に消えていたり、何歩か歩いたら痛みが軽減することが多いというのも特徴です。
しかし、痛みが自然に消えたからといって、この状態をほったらかしにすると危険です。
段々と痛みが取れづらくなって、今までは起床後10分だけの痛みだったのに、それが30分、1時間と増えていき、しまいには午前中ずっと痛い、歩くたびに痛い、となっていきます。
そして、かかとの骨に変形を起こしてしまう事もあり、これは決して稀なケースではありません。痛くない方の足と比較すると、かかとがひと回りほど大きく腫れた感じがする事もよくあります。
足底筋膜炎とは?そして原因は?
まず、足底筋膜とは足裏の指の付け根からかかとまで扇状に張った膜状の組織のことです。この足底筋膜がピンと張ることによって、足のアーチ(わかりやすく言うと、土踏まず)は支えられています。
しかし、足裏のアーチが落ちてきて扁平足になったり、足底筋膜と繋がりのあるアキレス腱の柔軟性が低下してくると、かかとの骨と足底筋膜の接合部分が無理に引っ張られて炎症や微小断裂を起こして痛みが出てしまうのです。
そして、この扁平足や筋膜の引っ張りになる原因が、長期間にわたる姿勢や歩き方の不良なのです。
姿勢や歩き方が悪い方は、筋膜の引っ張りだけでなく骨格の歪みの連鎖がカラダに起こっており、さまざまな不調の原因にもなってしまいます。
足底筋膜炎の対処は何があるの?
一般的な処置として、消炎鎮痛のため痛み止め薬やシップ。または、局所へのステロイド注射。かかと部分のクッション性を高めたインソール(くつの中敷き)、体外衝撃波を使う方法まであります。
しかし、これらの処置では痛みが全然変わらなかったり、インソールを入れると逆に痛い箇所に当たって、余計に痛くなるという方もおられます。
仮に一時的に痛みがマシになったとしても、数週間や数ヶ月後にはまた同じ症状を繰り返すことが多くみられます。
なので、薬やシップを使うのではなく、まずはこれからご紹介するセルフケアを試してみてください!
でないと、アキレス腱やふくらはぎの緊張による筋膜のつっぱりが強くなってしまい、なかなか痛みが引かない身体の状態になってしまいます。
かかとが痛くなったら…自分で出来るたった2つの対処法!
やって欲しいセルフケアは、たった2つだけです。しかもシンプルで簡単。ですが抜群の効果があります。
①ふくらはぎストレッチ
- かかとが痛い方に足を後ろにして、前後に足を大きく開いて立ちます。(注意:左右のつま先は真っすぐ正面を向くようにする)
- 前方の足の膝を曲げていき、肘を伸ばして壁に両手をつけます。
- 後方の足の膝は伸ばしたまま、かかとは浮かないように床にしっかりと着けます。
- 両手でしっかりと壁を押して、後ろ足のふくらはぎがピンと伸びていることを意識する。
- この状態をじっとキープしながら、深呼吸を大きく3~5回行う。(注意:かかとを上げ下げして反動をつけない)
②足裏マッサージ
- 両親指を重ねて土踏まずを押し込む。
- 土踏まずを押し込んだまま、親指を前後方向に揺らすようにマッサージする。
- 少しずつ親指の位置をずらしながら、1分程度土踏まず全体をマッサージしていきます。(注意:かかとの痛い部分は絶対に直接押さない)
- 握力が弱くて疲れるという方は、テニスボールを足裏で踏んでコロコロ転がす方法でも同じ効果が得られるので試して下さい。
●例え、かかとの骨の棘(踵骨棘)があったとしても、症状が比較的軽いものであれば、この2つのセルフケアを1日3セットを一週間続けてもらうだけで痛みが改善されることが多いので、まずは実践してみて下さい。
もし、このセルフケアで痛みがほとんど改善されなければ、足首や骨盤などの骨格的な歪みや身体の軸のズレが根本的な原因として潜んでいます。そのような場合は、下記検査を行った上、専門的な施術が必要となってきます。
①足の軸ズレ
②骨盤の歪み
③身体の使い方の左右差
④立位、歩行時におけるバランスの取り方
⑤身体全体の歪みの連鎖
⑥姿勢と動きのくせ
⑦その他各種検査
改善しないまま放置すると、かかとの骨の棘(踵骨棘)が進行したり、膝や腰などに二次的に痛みが出てくる事もあるので、その時は無理せずに一度当院までご相談ください。
足底筋膜炎・かかとの痛みで悩まれていた患者様の声
整形外科でも治らなかったのに、驚きです!
Q:当院に来られるまではどんな症状で悩んでおられましたか?
半年以上前から、朝一番の歩き出しに左かかとが痛かった。最近階段を上がるときに右膝も痛くなってきた。
Q:そのお悩みを良くするために何かされていましたか?
整形外科でレントゲン、MRI、CTなどいろいろと検査しました。かかとの骨に棘のような変形があって、足底筋膜炎と診断されて、シップと痛み止めの薬を飲んでいました。
Q:その結果、その症状はどうなりましたか?
全然効き目がなかった。
Q:当院を選んで頂けた理由は何でしょうか?
実際に通院されているお友達に足専門と聞いて紹介されました。
Q:実際に施術を受けてみていかがでしたか?
とにかく説明がわかりやすくて、納得できました。体の使い方や歩き方などの動きとその原因が元になった治療計画があったので、安心して通うことが出来ます。
Q:これから当院に来るかどうか悩まれている方に一言お願いします。
病院に行っても治らない方は、是非一度受けてみて下さい!
10年以上の実績であなたをサポートします。
根本的な原因を解消することによって、痛みや症状を気にすることなく日常生活を送ることが出来るでしょう。
かかとの痛みがある状態では正しく歩けません。正しく歩けないと痛みが慢性化して、ひざや腰などに痛みが連鎖します。
人にとって「歩く」とは非常に大事なことです。 歩けなくなると、好きな時に好きな所に行って好きな事をするという自由が奪われてしまいます。
これでは、せっかくの人生もったいないです。
かかとの痛みを解消するためには、根本的な原因がどこから来ているのかをきちんと解明することが重要なのです。
もし、あなたがかかとの痛みがなかなか解消せずに悩まれているのであれば、お任せください。 私たちがお役に立ちます。
竹村誠司
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