たけむら通信 2019・2月号
こんにちは!院長の竹村です!
冬と春の節目である立春(2月4日頃)を過ぎれば、暦の上では春になります。立春以降の寒さは「残寒」「余寒」などと呼ばれますが、夏の「残暑」と同様に、まだまだ冬本番の寒さが続いてとても「残寒」という印象ではありませんよね。やはり“暦の上”と“身の上”では、感じ方が全然違います。身の上で春を感じられるのは、まだまだ先になりそうです。
この時期になると受験シーズンが本番を迎えますね。昔はゲン担ぎの食べ物と言えばトンカツやかつ丼などが定番でしたが、最近では有名なお菓子メーカーがこぞって受験に縁起の良いネーミングの商品を売り出しています。「キットカット(きっと勝つ)」「カール(ウカール…受かる)」「トッポ(トッパ…突破)」「キシリトール(きっちり通る)」など!クスっと笑顔になれるようなネタで受験生を応援してあげるのも良いかもしれません。
「建国記念の日」の“の”が持つ深い意味
2月11日は国民の祝日である建国記念の日です。文字からもイメージできる通り、日本の建国記念の日は建国をしのび、国を愛する心を養う日として、1966年から制定されました。何気なく「建国記念日」と口にする人も多いのですが、正しくは「建国記念“の”日」です。実はこの“の”には、忠実な建国の日ではなく、建国されたという事実そのものを記念するという意味が込められているそうです。日本では実際の建国日が明確ではなく、建国神話という話をもとに建国を祝う日を定めています。日本神話の登場人物で初代天皇とされる神武天皇の即位日を、明治期に新暦に換算した2月11日を建国記念の日としているのです。実際に日本がいつどのようにできたかということについては、いまだに謎も多いようです。
日本は世界で最も雪が降る国!?
日本国内でも雪が多く降る地域とほとんど降らない地域がありますが、実は日本は世界一の豪雪国ということを知っていますか?海外メディアが発表した「世界の積雪量が多い年ベスト10」には、なんと日本の都市が4つもランクインしていたのです。しかもそのうちトップ3は、全て日本の都市でした。ランクインした都市は、8位に秋田市、3位に富山市、2位に札幌市、そして1位が青森市でした。これは人口の多い都市を反映したランキングのようですが、人口が多い都市でこれだけの量の雪が降るのは、世界的に見てもほとんどないとも紹介されています。確かに、日本は人口が多く栄えている場所でも、人の身長を超えるような雪が降ることも珍しくありません。海外の人の中には、日本を「雪の国」だと思っている人も多いかもしれません。
女性に不足しがちな栄養がたっぷり入ったセリ!
春の七草の一つでもあるセリですが、旬の時期は冬から始まります。セリはあまりメインの食材として使われることは少ないですが、あの独特の香りや味はセリにしか出せず、脇役でもセリが欠かせない!という料理はたくさんあるものです。
意外と知られていないのが、セリが葉酸を多く含む野菜だということです。さらにセリには鉄分も豊富に含まれます。葉酸と鉄分はどちらも造血に関わる成分で、貧血予防などに高い効果を発揮します。ほかにも、セリにはベータカロテンやビタミンC、食物繊維などの栄養も多く、女性に不足しがちな栄養がたっぷりと含まれる野菜なのです。さらにセリは低カロリー低糖質でもあるため、ダイエット中でも安心して食べられます。
脇役のイメージが強いセリですが、メインの食材として食べるのもおすすめですよ。
昼食後の睡魔を予防するためのコツ
お昼ご飯を食べた後は激しい睡魔に襲われて仕事の効率が下がったり、眠くて眠くてどうしようもない状態になってしまう人も多いでしょう。そもそも13~15時頃は、体内時計の影響もあって自然と眠くなりやすい時間帯でもあります。しかし、その眠気を食事の内容によって大きくしてしまう可能性が考えられるのです。
昼食後の眠気を抑えるためには、血糖値の急上昇をできるだけ避けることです。血糖値の乱高下が、眠気の原因になっていることがあります。特に空腹状態でいきなりご飯やパン、麺類などの主食を食べると、血糖値が急激に上がってしまいます。昼食にはできるだけ糖質の少ないメニューを選ぶと、午後の眠気の予防につながります。
竹村誠司
最新記事 by 竹村誠司 (全て見る)
- 冬に備えて体調管理を!(たけむら通信2024年11月号) - 2024年11月1日
- 貴重な秋の時間を大切に!(たけむら通信2024年10月号) - 2024年10月1日
- あと少し、暑い日々に気を付けて!(たけむら通信2024年9月号) - 2024年9月1日