元プロサッカー選手増嶋竜也さんと対談

元プロサッカー選手増嶋竜也さんと対談

元プロサッカー選手の増嶋竜也さんと対談しました。
これまでのサッカーのことや子育てで大切にしていることなどをうかがいました。

プロフィール

名前:増嶋竜也さん
生年月日:1985年4月22日
千葉県千葉市出身の元プロサッカー選手。
ポジションはディフェンダー(DF)
2020年12月に現役を引退。
現在はYouTuberとして「増嶋家ちゃんねる。」を運営。
配偶者は元バドミントン選手の潮田玲子さん。2児の父

自分自身の体のメンテナンスで気をつけていることは?

大前提は食べ物と睡眠です。

食べものは体に良いものを食べるように、睡眠は7時間以上とるように気をつけています。

昔はいくらでも眠ることができたけれど、今は7時間睡眠がちょうど良いです。

メンテナンスのためにマッサージも大切。

17年間サッカーをしてきたので、自分にとって最適なマッサージのタイミングを把握しています。

例えば、試合に最高のコンディンションで臨むためには、前日のマッサージだとほぐしすぎるから何日か前にしようとか。自分の体にあったメンテナンスのタイミングが徐々にわかってきました。

メンテナンスのタイミングは人それぞれです。

中学時代はどう過ごしていたのですか?

市立船橋高校に入学し、1年生の時にインターハイで優勝、2年生の時には全国高校選手権優勝、3年生の時には高円宮杯で優勝。3大タイトルを獲得している増嶋さん。中学時代はどのように過ごしていましたか?

普通の中学生でしたよ。

中学は普通の部活でサッカーをやっていました。バスケ部の可愛い女子たちをみながら練習していました。笑

部員も少なかったので、選抜チームに入って月1回の試合を頑張っていました。

別にサッカーだけをやっていたわけではなく、好奇心が旺盛だったので、野球にバスケ、いろいろなスポーツをやっていました。テレビで海外サッカーを見ることにもあまり興味はなかったですね。

ただサッカーは好きだったし、周りからもプロに行けと言われて、自分も行きたかったのでジュニアユースのジェフの選抜を受けたんです。

結果、一次審査で落ちました・・・。

そこからは「市立船橋高校に行きたい」と明確な目標ができたので、家庭教師をつけて必死に勉強して一般入試で目標だった市立船橋高校に合格しました。

人生どこでどうなるかわからないですね。

市立船橋高校でのサッカー生活はいかがでしたか?

今思うと、サッカーの才能があったわけではなかったんです。

だけど、負けん気だけは強くて、根性はありました。

練習の時にリフティングができない人は走らなければいけなくて、走れない人はどんどんやめていくんです。そうやってふるいにかけられていくんです。

私はリフティングが得意じゃなくてよく走っていました。だけど、根性だけはあるので走ることはやめなかったら、サッカーもレベルアップしていきました。

実はずっとフォワードをやっていたんです。

えっ!ディフェンスじゃなかったんですか?!

「キャプテンで10番つけて選手権に行きたい」って思っていたんですけど、その時のコーチに「お前はディフェンスをやれ」って言われたんです。

指導者との巡り合わせも大切ですね。

親子の関わり方で気をつけていることは

親に「サッカーをやれ」とか「勉強をやれ」とか強制されたことがないんです。

サッカーは自分が好きだからやっていて、強制されなかったのでのびのびできました。

勉強も赤点をとったり、テストの順位が低かったり、自分で「やばい」と感じて頑張りはじめました。

やばいと思ったり、やる気が出たら自分で動きはじめるんですよ。

だから、子どもにはやれる状況は準備するけれど、強制的にやらせるのはやめようと妻とも話しています。

子どもが何に興味を持っているのかに興味を持つようにしています。

ただ、強制はしないけれど、すぐに弱音を吐くことには厳しいですよ。

娘と息子がよく競争するのですが、娘にハンディをつけてあげるので、娘が勝つんです。そうするとお兄ちゃんが悔しくて泣くんですよ。

そんな時は「泣くんじゃない!!」って喝を入れます。

「負けたら泣くんじゃなくて、もう一回やってみよう!次勝てるかもしれない。」そう話し、気持ちを高めてあげるようにしています。

小さい頃からスパルタでやって、それでやる気がなくなってしまうことが一番悲しいと思うんです。

これが正解かはわからないけれど、我が家は強制はしないように気をつけています。

自分の知らないスポーツを子どもにはやって欲しい

親の自分たちがずっとやってきたからといって、子どもにサッカーやバドミントンをやって欲しいとは思っていません。

サッカーとかバドミントンは自分たちが知っているからこそ、口出しをしてしまうので。

子どもも親からいろいろと言われるのは嫌だと思うんです。

だから、できれば自分が知らないスポーツをやってほしいですね。

学生サッカーとプロサッカーの違いは?

高校生の時は敵なしだったのですが、プロに入ってから「こんなに通用しないんだ」と実感しました。

学生サッカーとプロは本気度が全然違いますね。

高校生の時は無名で知名度もなかったので、周りからの期待もなく気が楽でした。

プロになった時は、11チームからオファーがあり、FC東京に入って一桁の番号をもらい、周りからの期待も高かったんです。

なのに、1年目は10試合、2年目は4試合、3年目は20試合しか出られなかったので・・・

周りの期待を裏切ってしまって、SNSで自分の活躍に対する反応を目にすることもあり辛かったですね。

プロは毎日天秤にかけられているんです。

ワンプレーごとに監督がチェックしていて、毎日の練習にかなりの気合いが必要。

試合で負けても、次の日には気持ちを切り替え、自分自身を奮い立たせてまたプレーしなければいけない。それを17年間やってきました。

毎日張り詰めているから、ピリピリしていることも多かったです。

サッカー選手がピリピリしているのは正常です。

ピリピリしている選手を見かけても優しくしてあげてくださいね。

増嶋竜也さん、貴重なお話をありがとうございました!

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竹村誠司

「足専門家」たけむら整骨院の院長
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として、講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。