たけむら通信 2019・3月号
こんにちは!院長の竹村です!
ポカポカと春を感じる日もあれば、真冬のような寒さに引き戻される日もあったりと、気温や天候の変化が激しい季節ですね。季節の変わり目も近いので、しっかりと体調管理を続けていきましょう。
3月は4月からの新年度に向けて何かとやることが多く、仕事や学業で忙しい人も多いと思います。今までと違う環境にとび込む、新しいことを始めるというのはとても勇気のいることですが、その分そこから得られるものの大きさは計り知れません。時には失敗だと思う道を選択してしまっても、何年か後にそれがなければ今の自分はなかった、あの時の失敗があって良かったと思える日が来ることも多いのです。やらない後悔よりもやって失敗する方が自分自身の成長にもつながります。まずはやってみる!始めてみる!一歩踏み出す勇気を出すと、新しい自分に出会えるかもしれませんよ。
なぜ年をとると時間の流れが早く感じるの?
年をとるほど時間が経つのが早く感じませんか?これは「ジャネーの法則」と呼ばれ、主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという心理学的な説明があります。生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する、例えば50歳の人にとって1年の長さは人生の50分の1にあたりますが、5歳の人ではこれが5分の1に相当します。つまり50歳の人にとっての10年間は5歳の人にとっての1年間にあたるので、50歳の人の方が時の流れは格段に早く感じるのです。その一方で、大人は会議が長い、まだ仕事始まったばかりだなどと、1日の時間の流れを遅く感じる機会も多い…ジャネーの法則は今現在進行している時間の体感速度ではなく、過去を振り返った時に感じる時間の長さというのがポイントです。
「駅から徒歩○分」はどうやって計算している?
「駅から徒歩○分」家探しやお店のホームページなどでこの表現をよく目にしますが、実際に歩いてみると駅から徒歩5分のところまで10分もかかった!となんとなく騙されたような気分になった経験がある人も多いでしょう。実はこれは「道路距離80メートルを徒歩1分かかる」ものとして計算されていますので、当然歩く速さによって実際にかかる時間に誤差が出てしまうのは当然です。また、信号や踏切、坂道などの考慮はしなくて良いことや、駅の改札を出てからではなく駅の入り口から道路距離が計算されていることなども、実際にかかる時間と誤差が生じる要因となっています。とはいえ1人1人に合わせた所要時間を算出するのも無理な話なので、駅から徒歩○分の表現はあくまで目安として考えるのが良いでしょう。
かぶの葉に含まれるビタミンCは根の約4倍!
かぶの旬は3~5月と10~12月で、特に春もののかぶは柔らかいのが特徴で、秋ものは甘みが強くなります。 かぶは白い根の部分以外に、葉にも栄養がたっぷりと含まれています。根と葉に共通して含まれているのがビタミンCですが、葉には根の約4倍ものビタミンCが含まれ、これはほうれん草のおよそ2倍に相当します。ほかにも、ベータカロテンやビタミンE、たんぱく質などはかぶの葉の方にしか含まれない優れた栄養素です。また、かぶにはアミラーゼをはじめ、胃腸のはたらきを助ける酵素が豊富で胃腸に優しい食材としても重宝されます。かぶは味にクセがなく食べやすい食材です。葉は切り落としてから数日しか鮮度を保てないので、早めに調理してかぶの栄養を無駄なく摂取できると良いでしょう。
痛風のリスクを高めるのはビールや魚卵だけではない
痛風患者は、予備軍を含めると全国に1000万人ほどいると言われています。痛風は体内の尿酸が増えて起こる疾患で、増えすぎた尿酸が結晶化して関節や腎臓で炎症を起こし、辛い痛みの症状となって現れます。 痛風の発症には食生活が大きく影響していますが、痛風になりやすい食品や飲料として広く知られているのがビールや魚卵でしょう。ビールや魚卵にはプリン 体が多く含まれているイメージがあり、これが痛風のリスクを上げると認識されていますが、実はどのアルコール類でも代謝の際に尿酸がつくられるため、ビール以外のアルコールでも飲み過ぎは痛風の原因になります。イクラや筋子、数の子は魚卵の中でもプリン体が少なめです。魚卵のほかに鶏がらスープなどにもプリン体が多く含まれるので注意しましょう。
竹村誠司
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