たけむら通信 2017・12月号

こんにちは!院長の竹村です!

いよいよ、2017年も最後の1ヶ月です。12月は「師走(しわす)」とも呼ばれ、この由来には諸説ありますが、僧侶や先生が走り回る忙しさを表しているというのが一般的です。その他にも、12月は1年が終わる月ということから、年が終わるという意味の「年果つ(としかつ)」が変化し、としかつとしはすしはすしわすとなった、という説もあります。いずれにせよ12月に入ると街中がクリスマスムードへと変化し、忘年会や仕事納めへの準備、大掃除に年賀状の作成、クリスマスが終われば一気にお正月の準備へと変化するなど、字の通りなにかとせわしなく過ぎていくことでしょう。早めに今年1年を振り返り、達成できたことややり残したことを思い返し、来年の豊富に生かせると良いですね。風邪など引かないよう十分に注意して、2017年のラストスパートを元気に過ごせますように…!

サンタクロースといえば「赤」の意外な秘密
クリスマスになくてはならない存在のサンタクロース。サンタクロースといえば、真っ赤な衣装に身を包んだイメージが浮かびますが、サンタクロースの衣装はもともとは緑や青、茶色など様々で、国によって異なり、色のイメージに統一性はありませんでした。しかし、1831年にコカ・コーラ社が広告のキャラクターとしてサンタクロースを採用した際、コカ・コーラ社のロゴのカラーでもある赤と白の衣装を着せました。これが世界中に「サンタクロースの衣装は赤」というイメージを定着させたのです。サンタクロースの赤のイメージは、コカ・コーラの赤だったんですね!今でも世界中でサンタクロースの姿は、赤い衣装を着た姿で愛され続けています。

「新年あけましておめでとう」は間違い?
新年のあいさつとして送られる年賀状ですが、確実に1月1日に届けるためには、毎年12月25日までに投函することが日本郵便で推奨されています。届ける場所によってはもっとギリギリで投函しても1日に届くようですが、なるべく余裕をもって年賀状の準備を進めていきたいものです。年賀状の表現で間違いやすいのが、「新年あけましておめでとうございます」という表現…新年とあけましての意が重複する、あけるのは新年ではないなどの見方から、「あけましておめでとうございます」または「新年おめでとうございます」の書き方に変えた方が良いようです。ちなみに「1月1日元旦」も、表現の重複で誤用となるので注意しましょう。

体を温めて風邪にも効く!長ネギで冬を乗り切ろう
鍋ものや温かい麺類、スープなどの料理に欠かせない存在でもある長ネギ。関東では根深といって白い根元部分を好むのに対し、関西では葉ネギといって緑色の柔らかい葉の多い品種がよく食べられる傾向があります。薬味として利用されることの多いわけぎやあさつきなども、長ネギの仲間です。
長ネギの辛み成分には、血行を促進して体を温める効果があり、冬に積極的に食べたい食材です。また、風邪の初期症状に効果があり、寒気を取り除いて発汗作用で体温を下げ、関節の痛みを和らげるなどの効果が期待できます。さらに殺菌作用にも優れ、のどの炎症を抑えたり、しつこい痰(たん)にも効くことから、昔から風邪の時にはネギを食べると良いと言われてきました。胃腸が弱っている時には刺激が強すぎる場合もあるので、加熱して食べると刺激も弱まり、甘みも増すのでおすすめです。

白湯で無理なく体を温めよう!!
水を沸かした後50度程度に冷ますだけの「白湯」は、誰でも簡単に作ることができ、冬場は毎日積極的に飲んでほしい飲み物です。体温に近い温度の白湯は体が受け入れやすい優しい飲料で、寒さで冷えた体を内側から無理なく温めることができます。体が冷えると血液の流れも滞り、栄養や酸素が十分に行きわたらなくなります。白湯で体が温められると血流もアップして、内臓の機能の向上につながります。体温が1度上がると免疫力が30%高まるとも言われるほど、体を温めることは冬のウイルスなどにも負けない強い体づくりができるでしょう。
材料は水だけ!手軽に始められる白湯習慣を、ぜひ取り入れてみましょう!

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。