季節の変わり目は体調管理に気をつけて!(たけむら通信2022年11月号)
こんにちは!竹村です!
例年以上に暑い夏が過ぎ、ようやく秋らしい陽気になって過ごしやすくなってきたと思っていたのも束の間、もう冬がそこまできています。
11月は、地域によっては紅葉が真っ盛りの季節ですが、暦の上では「立冬」を迎えます。暦も不思議なもので、木々に紅葉の彩が見られる季節でも、立冬を境にだんだんと気温が下がって寒くなり、冷たい北風が吹き始めます。今年は夏が暑かったぶん、冬は大雪が降るという噂もされています。雪が降ってから慌てないよう、いまのうちから雪かき用の道具をそろえたりして、万全の状態で冬を迎えたいですね!
体調管理もその一つです。例年、この季節はインフルエンザの流行が気になり出す時期です。コロナウイルスの感染予防策が功を奏してインフルエンザの流行も抑えているという話も耳にしますが、決して油断はしないでくださいね。
目次
手についた銀杏の臭い消しには柑橘類の皮が効果的!

この季節に食べるとおいしい銀杏。でも、銀杏の臭いが強烈なのはご存じだと思います。
銀杏のあの臭いは、酪酸(らくさん)とエナント酸という物質が原因です。酪酸は揮発性が低く、特有の不快臭を持つ物質で、エナント酸は、腐敗物のような悪臭を持つ油状の液体です。これらの物質のせいで、あのような独特で強烈な臭いが発せられています。
では、もし銀杏の臭いが手についたらどのようにすればよいのでしょうか?
銀杏の臭いが手についた場合、実は柑橘類の皮、具体的にはオレンジやグレープフルーツの皮を臭いの部分に擦り付けるのが効果的なのです。また、皮でなくても、歯磨き粉を手に取って、手を擦りながら水で流して洗うのも効果的と言われています。
できるだけ銀杏に触れないようにすることが必要なので、できればゴム手袋や軍手などを着用して銀杏を処理するのがいいのですが、もし臭いが付いてしまったときは、こういったものを活用するのも一つの手なのですね。
11月の食材レシピ

えのきの豊富なビタミンで健康に!
えのきと言えば、あのシャキシャキとした歯ごたえやクセのない味が好きという人も多いのではないでしょうか。このえのき、「えのきたけ」とも呼ばれている食材で、栄養も豊富なのです。
栄養素としては、免疫力を高めるβグルカン、糖質の代謝を助けるビタミンB1、脂質の代謝をサポートするビタミンB2、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、三大栄養素の代謝に関わるナイアシン、腸内環境を整える食物繊維、これだけの栄養素がえのきには含まれています。
えのきの栄養を上手に摂取するにはコツがあります。一つ目のコツは、「洗わない」こと、二
つ目は「スープや煮汁も一緒に食べる」、最後に三つ目は「油と一緒に食べる」。どれも簡単なので、ぜひ試してみてください。調理するときに加熱しすぎると食感や風味が損なわれますので、手早く仕上げることがポイントです。
季節の移り変わりの頃こそ健康管理を!

夏から秋、秋から冬へといった季節の変わり目の時期は、朝晩と日中との寒暖の差が激しかったりして、なかなか身体がついていけない時期でもあります。そういったときに体調を崩しやすくなりますので、一層の健康管理が大切です。
とは言っても、何か特別なことをやろうとすると大変ですよね。まずは体力を維持するためにも睡眠
をよくとって毎日の疲れを癒すことや、お風呂に入って心身ともにリラックスさせるなど、普段の生活の中でしていることにもう少し目を向けて意識するだけでもかなり違います。
また、寝つきが悪かったり、眠りが浅いという人にとっては、身体をほぐすセルフケアも有効です。いまは Youtube などでもセルフケアの動画を配信されていたりしていますから、ご自身に合いそうな方法を検索してみるのもいいかもしれませんね。

竹村誠司

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