たけむら通信 2020・7月号

こんにちは!院長の竹村です!

本格的な夏の暑さが続くようになってきましたね。1年間を24等分にした二十四節季では、7月7日頃が「小暑」となり、梅雨明けを迎えてセミが鳴き始め、暑気が強くなる頃です。また、7月23日頃は「大暑」と呼ばれ、昔は1年のうちで最も暑くなるのがこの頃だと言われてきました。さらに8月7日頃が「立秋」で暑さの頂点、8月23日頃には「処暑」を迎えて暑さが後退してくると言われていましたが、近年は厳しい真夏の暑さが9月後半まで続くような年も珍しくありません。9月は、秋というよりまだまだ夏!という感覚ですよね。熱中症対策も、かなり長い期間で続けていく必要があります。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、例年とは異なる夏を過ごしている人も多いと思いますが、ウイルス対策だけでなく、熱中症対策もしっかりと行っていきましょう。

全国で中止が相次ぐ花火大会の歴史と願い

今年は新型コロナウイルスの影響で、全国で多くの花火大会が中止になってしまいました。中止の決定が早すぎるのでは?と思った人もいるかもしれませんが、打ち上げ花火を用意したり、会場の準備を整えるのには、数カ月、あるいは1年近くの時間を費やすこともあるので、早めの決断が必要なのです。もともと花火大会は、夏の川開きを知らせるお祭りの意味のほか、慰霊や悪病退散などの願いを込めて始まったと言われています。最も古い花火大会と言われているのが、東京の隅田川花火大会で、今から250年以上前から続いている歴史があります。来年は今年の分まで、全国で素晴らしい花火大会が安心して楽しめることを、心から願っています。

録音した自分の声が普段と違って聞こえるのはなぜ?

録音や録画された自分の声を初めて聞いた時って、「え、自分ってこんな声なの?いつも聞いている声と違う!」と驚きますよね。でも、友達の声は普段通りに聞こえて、自分の声だけ明らかに違って聞こえます。それはなぜか?私たちが普段聞いているほかの人の声や音は、空気を通して耳に入ってきます。それに比べて、自分で出した声は、自分の体の中を通って直接耳に届く音もあり、これが「骨伝導音」です。骨伝導音は、自分だけにしか聞こえません。この骨伝導音が混ざっていることで、友達に聞こえている声と、自分に聞こえている声に違いが出てくるのです。録音した自分の声を聞くと、自分が思っているより、高い音に聞こえると思いますよ。

ミネラル・ビタミン豊富!栄養たっぷりサヤインゲン

中の豆が未熟なうちに、さやごと食べるインゲン(サヤインゲン)。地味なイメージがあるかもしれませんが、インゲンは緑黄色野菜に分類され、栄養価も非常に高いのが魅力です。成長が早く、1年に3回収穫できることから、「三度豆」と呼ばれることもあります。

インゲンに含まれる主な栄養は、カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル類をはじめ、ビタミンB1、B2、ビタミンK、ビタミンCなどのビタミン類も豊富です。また、ベータカロテンはレタスのおよそ3倍多く含まれているとも言われます。ほかにも、良質なたんぱく質や、カルシウム、葉酸、食物繊維など、インゲンで様々な種類の栄養を摂取することができます。皮膚や粘膜を健康に保つ効果があるので、夏の紫外線でダメージを受けた肌ケアにも、インゲンの栄養が役立ちます。

お腹の調子はストレスで左右される

お腹のはたらきをコントロールしているのは、実は自律神経です。そのため、ストレスによってお腹が痛くなったり、便秘や下痢などの不調につながるケースがよくあります。検査で異常が見られない「過敏性腸症候群」は、日本人の5人に1人の割合でなっているとも言われています。腸が過敏だと、冷たいものや刺激物の刺激にもすぐに反応して、腹痛や下痢でトイレに駆け込むこともしばしば。ちょっとした心配事でもすぐにお腹の調子が悪くなってしまったり、次にお腹が痛くなったらどうしようという不安が、さらにストレスとなる悪循環を生み出します。まずは自分をストレスから守ること、お腹が痛くなった時は焦らずに、深呼吸で気持ちを落ち着かせましょう。

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。