季節の変わり目には気をつけて!(たけむら通信2023年11月号)
こんにちは、たけむらです!
年々、秋が短くなっているような感覚を覚えるくらい、今年の過ごしやすい秋も短かったですね。災害級の酷暑から寒さの厳しい冬への移り変わりによって朝晩と日中とでの寒暖差も大きくなりつつあります。
この時期になると、季節の変わり目ということで体調を崩しやすくなりがちです。特に、毎日の仕事で疲れがたまっていたり、普段は健康的な生活を送っていても、突発的な出来事で心身に変化があったりするときは、身体が外の変化に追随できず体調を崩すことが多くなります。
今年も残すところあと2カ月。
ぜひ健康に毎日を過ごして、仕事やプライベートを充実させてください。健康を維持するためには、睡眠も必要です。この時期は厚めの布団か薄めの布団かで悩むこともありますが、睡眠中に冷えることのないようにして、快適な睡眠をとってくださいね!
目次
寒い季節の方が遠くの音が聞こえてくる理由
これからの季節、夜になると遠くの音がよく聞こえることがあります。これは、なぜでしょうか。
音は、空気中では波として伝わっていきます。「音波」と言われることからも、音が波であることを表していますね。この音の波は、気温によって伝わる速さが変わります。つまり、気温が高いと音が速く伝わり、気温が低いと音が遅く伝わります。
また、冬の寒い季節は、「放射冷却」という現象が起こります。これは、夜のように太陽で地面が温められていない時間は、地表の温度が上空よりも低くなる現象です。
この放射冷却が起こると、地表に近い位置では音の伝わる速さが遅いので、地上で発せられて拡散された音は、日中と違って上空で拡散することがなく、地表に近い位置で拡散することになります。
そのため、地上にいる私たちの耳に届きやすくなって、音が聞こえやすくなるんですね。いままで聞こえなかった音が聞こえるようになるのも、冬が近づいてきたことを感じられる要因の一つかもしれませんね。
11月の食材レシピ
ぎんなんは栄養が豊富なパワーフード!
ぎんなんは、持っている様々な栄養素の高さから、「生命力のある食べ物」とも呼ばれています。さらに、ぎんなんにはビタミンCだけでなく、ビタミンA-B群なども豊富に含まれているんです!
特にビタミンAの元になるβ-カロテンが多く、アンチエイジングの効果が期待できます。β-カロテンはビタミンCの1000倍もの抗酸化作用があり、紫外線による老化防止やシミ予備軍を減少することが分かっています。
また、ぎんなんには、人体に必要不可欠なカリウムが多く含まれており、含有量はキノコ類やサツマイモよりも多いと言われています。カリウムは、高血圧やむくみの改善のほか、過剰に摂取した塩分を体外へ排出しやすくする役割を持っており体内の正常な働きを維持します。
これからの季節、いろいろな料理にぎんなんを使えることも増えてきます。ぜひ食べてみてくださいね!
「夏よりも冬の方が太りやすい」のは本当か?
秋から冬に近づいてくると体重が減りにくくなったり、逆に太りやすくなったりした経験はありませんか?
「冬は太りやすいから仕方ない」と思うかもしれません。寒くなるから基礎代謝も悪くなりやすくなるうえ、寒さによって身体を動かす機会が減ったり、食べ物が美味しく感じられて食べ過ぎてしまうという悪循環が影響しているのもあるでしょう。
でも、このような悪循環も、自分の意識を変えることで断ち切ることができます。というのも、先ほど悪くなりやすいといった基礎代謝も、少しずつ運動をするだけで変わってきます。
また、いきなり運動しようと思って始めても3日坊主に終わりそうな人は、例えば椅子に座っての足の上げ下ろしというように、簡単な動作から始めるのも効果的です。
ポイントは、そのための時間を作るのではなく、何か作業をしているときに「ついでに」できるくらいの運動にすることです。自分のペースに合わせてやってみてくださいね。
竹村誠司
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