今年も残すところあと3か月ちょっと!(たけむら通信2023年9月号)
こんにちは!竹村です!
毎年、夏の暑さについてはニュースでも取り上げられて注意を喚起していますが、今年は「酷暑」よりも暑い「災害級の暑さ」という言葉をメディアで多く見聞きしました。
台風の規模も年々大きくなっており、交通機関が事前に運休を発表することも珍しいことではなくなってきましたね。
日中の暑さはまだ8月とさほど変わりませんが、9月に入ると朝晩の気温が少しずつ下がってきて寝苦しさも和らぎ、だんだんと過ごしやすくなってきます。そして、9月はお彼岸を過ぎればだんだんと秋めいた陽気になってきます。
今年も残すところあと3か月ちょっと。年末になって今年一年を振り返った時に「充実した年だった」と思えるよう、日々計画を立てて過ごしていってください。ただ、一番は健康です。あなたのペースで無理のない計画を立ててくださいね!
目次
受話器の声が本人の声と違う気がするのはなぜ?
今の私たちの生活では携帯電話が欠かせませんよね。LINEなどでのやり取りで携帯電話を活用する人も増えましたが、やはり実際に電話として使う人の数は圧倒的です。
ところで、電話をしているときに、受話器を通して聞こえる相手の声が「なんだか少し違う気がする」と思ったことはありませんか?実は、この受話器を通して聴いている声は、本人の声ではないんです。
では誰の声なのかというと、これは「コードブック(電話の声の辞書のようなもの)に載っている「声の合成音」なんです。コードブックには数千種類もの声が登録されていて、この中から、話している人の声に最も近いものを選び出して、通話相手に送っているんです。
なぜこんなことをしているのかというと、携帯電話などの通話機器が爆発的に世界中で広まり、通信がパンクするのを回避するためなのです。世界中の人の声をそのまま再現すると通信がパンクするので、それを避ける策として、コードブックによる技術が採用されているわけです。
9月の食材レシピ
おくらを食べて免疫力を維持し残暑を乗り越えて。
おくらというと「ネバネバ」の印象が真っ先に来る人も多いのではないでしょうか。実は、おくらにはビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がたくさん含まれているんです。
ビタミンとしては、免疫力の維持に役立つβカロテンや、細胞の生産や再生を助ける働きを持つ葉酸です。葉酸は特に赤血球の生産を助けているので、貧血になりがちな人にはおススメです。
また、ミネラルとしては、高血圧予防に効果的なカリウムや、骨や歯の形成に必要なカルシウムが含まれています。特に、カルシウムは、おくら100gあたり92mgも含まれており、これは牛乳に含まれているカルシウムの量に匹敵します。
最後に食物繊維。おくらは、ごぼうの約2倍の食物繊維を含んでいます。また、あの「ネバネバ」成分を作るペクチンなどは、生活習慣病の予防にも役立ちます。
残暑が厳しいこの季節も、おくらを食べて乗り切ってくださいね!
冷えによる体調不良から身を守って。
夏の暑いときは、エアコンをつけたり冷たい飲み物・食べ物を多くとったりすることで涼しさを得るので、服装や食事が「冷え」に対して無防備になりがちです。夏真っ盛りのときはそれでもいいのですが、9月に入ると日中は暑く、朝晩は涼しいというような気温の変化が大きくなってきます。
また、私たちの身体も夏の疲れがたまっていることが多いので、しっかりした体調管理をしないと「冷え」による体調不良を起こしがちです。
冷えが原因となる体調不良は、まずは自律神経の乱れです。エアコンを長く使用していると、自律神経系の交感神経が体温を逃がさないように血管を収縮させてしまうため血流が悪化し、冷え性を起こします。
身体のだるさや食欲不振などを感じたら、まずは身体を温めて血行を改善することが大切です。首、手、足の保温や、40℃くらいのぬるめのお湯で半身浴するだけでもかなり改善されます。9月も体調管理を怠らないようにして下さいね。
竹村誠司
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