もうすぐ夏休み!(たけむら通信2022年7月号)
梅雨も明け、本格的な夏の暑さを感じる日が増えてきましたね。これから夏休みシーズンが来て、旅行に行く計画を立てたりしている人も多いのではないかと思います。ここ数年はコロナの影響で旅行するのも控え気味だったので、「今年の夏は!」と思っている人も多いのではないでしょうか。
夏休みシーズンを元気に過ごすためにも、水分補給や紫外線対策は忘れずに心がけてください。水分補給をしっかりしないと熱中症になりやすくなりますし、紫外線対策をしないと、肌へのダメージが大きくなりがちです。特にシミ・しわ・くすみなどが出やすくなりますので、注意が必要です。
夏は突然の雷雨や台風など、自然災害も多く発生する季節でもあります。くれぐれもけがなどをせずに、楽しい夏休みを過ごせますように!
目次
かき氷は平安時代からあったってほんと?

夏と言えばかき氷。小さな出店で「氷」の旗が風になびいているのを見ると、ついつい買ってしまう人も多いのではないでしょうか。
このかき氷、古くは平安時代から存在していました。清少納言の「枕子」で登場する「削り氷(けずひ)」が最初と言われています。
今でこそ、冷蔵庫や製氷機などがあって氷の保管も容易にできますが、当時は暑い夏の氷はとても貴重なものだったそうです。
冬の間に天然の氷を切り出して、山の麓の穴倉や洞窟の奥に作った「氷室(ひむろ)」という貯蔵施設に氷を保管しておいたそうです。
夏になると、必要に応じて都へ運ばせて、宮中で暑気払いをすることに使われていたそうです。ですが、運んでいるときも氷は溶けていますから、都へ着いたときは相当に小さくなっていたとか。
そんな溶けて小さくなった氷ですから、相当な貴重品です。
氷を削って食べられたのが宮中の人たちや一部の貴族階級の人たちだけだったというのも、納得ですね。
7月の旬の食材レシピ

えだまめには二日酔いの予防効果も!
居酒屋でのお通しなど、お酒のおつまみとしては欠かせない枝豆は、大豆とおなじく食物繊維、カリウ
ム、マグネシウム、鉄分、ビタミン B1 などが豊富に含まれている食材です。
また、大豆と比べると葉酸が約 4 倍、ビタミン C が約 20 倍、ベータカロテンが約 90 倍も多く含まれている、優れた食材でもあります。
枝豆の特徴は、さやがあることです。さやがあることによって、茹でても栄養価が失われにくいという特徴があります。
そのため、先ほど取り上げた栄養素を私たちは摂取しやすいのですね。
また、アルコールの分解を促す酵素も多く含まれているため、お酒のおつまみとして食べると摂取したアルコールを酵素が分解してくれ、二日酔いの予防にも役立つ効果があるのです。
ストレスがお腹の調子に影響する?

私たちの自律神経は身体の様々な部分をコントロールしていますが、その中の一つにお腹の働きのコントロールがあります。
そのため、ストレスを受けて自律神経が乱れると、その乱れがお腹の働きに影響して腹痛がおこったり、便秘や下痢などのような体調の変化にも繋がりやすいのです。
心配性の人は、少しの心配事でもお腹の調子が悪くなったりしやすく、また「お腹が痛くなったら」という心配がストレスになってさらにお腹の調子が悪くなる・・・という悪循環に陥りやすくなります。
心配や不安を完全に避けることはできませんが、まずは焦らずに深呼吸をしながら気持ちを落ち着かせて、心配や不安を減らすことが必要です。
ストレス社会の中にいる私たちはなかなか落ち着くこともできませんが、平常心が大切ですね。

竹村誠司

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