桜が満開になる春まであともう少し(たけむら通信2022年3月号)

たけむら通信2022年3月号

こんにちは!竹村です!

今年の冬はこの数年の中ではかなり雪が多く降った年でした。新潟県や北海道など、もともと豪雪地域と言われているところでは電車が雪に埋もれてしまったり、計画的な運休なども行われて、普段の生活に支障が出た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

雪は見ている分にはきれいで風情がありますが、降りすぎると様々な災害につながる危険もあって注意が必要です。

3月にも雪が降ることも考えられますし、山では雪崩などが発生することもあります。春が近いとはいえ、まだ安心できませんね。

3月は冬から春に向けて移り変わる季節で、ポカポカと暖かい日もあれば、肌寒く感じる日もあり、なかなか体調管理も難しい季節です。桜が満開になる春まであともう少し。新しい気持ちで新年度を迎えてくださいね。

ひな祭りはいつ頃からはじまったの?

たけむら通信2022年3月号

3月で欠かせないのは桃の節句、ひな祭りです。

このひな祭り、起源をたどると古く平安時代頃までさかのぼると考えられています。この頃は、上巳の節句として無病息災を願う行事として、天地の神に祈りを捧げたりすることが主だっていて、今のようなひな祭りが行われるようになったのは江戸時代からでした。実際にひな祭りが開催されたのは、1629 年(寛永 6 年)と言われています。

このときは、宮中でひな祭りが行われることになり、京都御所で盛大なひな祭りが行われたそうです。その後は幕府の大奥でもひな祭りを行うようになり、それがだんだんと庶民の間に広がっていき、いま私たちが知っているような「ひな祭り」となったのです。

このひな祭りも、明治時代には衰えた時期もありましたが、やはりそのはるか前から庶民の間で強く根付いた行事ということもあって、しばらくすると再び活気を取り戻します。

女の子のお祭りとして定着しているひな祭りも、様々な変遷をたどっているんですね。

3月の食材レシピ

たけむら通信2022年3月号

あしたばには滋養強壮の効能が

あしたばは、漢字では「明日葉」と書かれるように、今日にはっぱを摘んでも明日にはもう若葉が出ていると言われるくらい、強い生命力と繁殖力がある植物です。

このあしたばは日本原産の植物で、房総半島などに自生しています。

あしたばが含んでいる栄養は、主にビタミンCやβカロテン、食物繊維などです。ビタミンCは体内でコラーゲンの生成に関与するビタミンで、抗酸化作用があることで知られています。また、βカロテンは活性酸素の働きを抑える作用があります。食物繊維は「第6の栄養素」としても注目されていて、腸内環境を調える効果などを持っています。

あしたばは、葉と茎を食用にしていて、主に若葉を食べます。葉の部分にはさわやかな香りやほのかな苦味があります。油との相性がよく、若葉の天ぷらが定番の食べ方になっています。

冬から春にかけては肩こり、冷え性、花粉症に注意

たけむら通信2022年3月号

人間の身体は高気圧のときに交感神経が優位になり、低気圧のときには副交感神経が優位になる傾向があります。そのため、冬から春にかけては気圧が上下することによって私たちの自律神経も乱れやすくなり、体調不良が起こりやすくなるのです。

特に、冬の間の私たちの身体は、寒さから身を守るために筋肉や骨盤が収縮したり関節も固くなっています。

冬から春に移り変わるときは、関節の緊張がほぐれたり、筋肉や骨盤が弛みはじめます。そのときに起こりがちなのが春の体調不良です。肩こり、冷え性、花粉症などが代表例です。

この改善法は、「睡眠」「お風呂」です。ゆっくり湯船に使って身体をあたため、しっかりと質の良い睡眠をととることを心がけましょう。

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。