たけむら通信 2019・8月号
こんにちは!院長の竹村です!
毎日本当に暑い日が続きますね。外からは夏休み中の子供たちの声が、朝から元気に聞こえてきます。大人も夏バテや熱中症などに十分注意しながら、暑さの厳しい夏を元気に乗り越えましょう。
さて、来年の7月から8月にかけて、東京オリンピックが開催されます。1年以上も前の今年の5月にはチケットの応募が始まり、6月に抽選結果が発表されましたが、なんと1枚もチケットが当たらなかった人の割合は応募した人の90%以上だったとも言われていますね。抽選結果を確認するためにサイトに入るのにも、数百万人待ち、数時間待ちなどという事態になったことも大きな話題となりました。とにかくチケットが手に入りにくく、私のまわりでも落胆の声がほとんどでした…。しかし、今後もチケット入手のチャンスはまだ残されていますので、ぜひ諦めずにチャレンジしてみましょう!
かき氷のシロップは実は全部同じ味!
夏になると、お祭りや海などでよく見かけるかき氷。メロンやイチゴ、ブルーハワイなど色々な味を楽しむことができますが、実はかき氷のシロップってどれもほとんど同じ味なんです。一般的なかき氷のシロップの原材料の主成分はほぼ同じで、違いは着色料や香料にあります。メロン味のシロップはメロン果汁によって作られているわけではなく、緑色の着色料とメロン風味の香料でできています。イチゴの場合も同様なので、メロン味やイチゴ味のかき氷は、味が違うのではなく色や香りが違うだけなのです。舌ではなく目や鼻から入る情報によって、メロン味やイチゴ味をより鮮明に認識しています。ただし、レモンシロップには少量のレモン果汁が入っていたり、抹茶味やコーラ味など、ちゃんと味が違う種類のかき氷も最近は増えているようです。
不思議な「お天気雨」が起こる仕組み
空は明るくて晴れているのに、なぜか雨が降っている現象、いわゆる「お天気雨」はなぜ起こるのでしょうか?一つは、雨粒が地上に落ちてくるまでの間に、雨を降らせていた雲が風で流されてしまう場合です。雲の種類によっては、風に流されて消えやすい雲があり、雨を降らせた後に頭上から雲だけ消えてしまうのです。もう一つは、遠くで降っていた雨が風に流されてやって来る場合です。いずれにせよ、お天気雨に遭遇する機会は年間で数回程度と非常に珍しい現象で、晴れているのに雨が降っているのは、とても不思議な感覚になりますよね。お天気雨が起こる仕組みが分からなかった時代には、動物や悪魔などの仕業だと信じられていて、日本でもお天気雨の時にキツネが嫁入りをする、などと言われていました。
みょうがの香り成分には血行促進効果あり!
薬味の定番としても古くから親しまれているみょうがですが、薬味としてだけでなく様々な料理に活用できる便利野菜です。みょうがと聞くと夏のイメージが強いと思いますが、実は秋にも旬があり、秋みょうがの方が色や香りも良く、粒も大きいものが多いと言われています。 みょうがは成分の9割以上を水分が占めますが、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、葉酸、 ビタミンB群、ビタミンCなども、それほど量は多くないものの含んでいます。また、みょうがの独特の香りは、ひのきなどに含まれるαピネンと呼ばれる成分によるもので、頭をすっきりとさせたりリラックス効果が期待できます。また、このαピネンには血液の循環を促す作用もあり、冷たいものばかりを口にしがちな夏には、みょうがを食べて冷えすぎを予防する習慣にもつながります。
恥ずかしい時に顔が一気に赤くなる理由
人前で恥ずかしい思いをした時や緊張をした時などに、みるみるうちに顔を真っ赤にしている人を見たり、自分がそのような経験をしたことがある人も多いでしょう。 なぜ恥ずかしいと顔が赤くなるのか?それには、自律神経のはたらきが大きく関係しています。恥ずかしい時や緊張した時には、自律神経が心臓の動きを早めま す。特に顔には血管が多く集まっており、流れる血液の量が増えることで、顔が一気に赤く見えるようになります。顔が赤くなるのと同時に、運動後でもないのに心臓がバクバクと早く動くのも、自律神経の影響によるものなのです。ちなみに、怖い思いをした時や心配ごとで顔が青くなるのも、自律神経の作用で血流が減少することによる影響です。
竹村誠司
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