たけむら通信 2019・6月号

こんにちは!院長の竹村です!

平成が終わり、令和が始まって早1カ月が経ちました。前々から騒がれていた大型連休も終了し、やっと少しずつ生活が落ち着いてくる頃ではないでしょうか。2016年に『山の日』(8月11日)が制定されてから、6月は1年間の中で祝日のない唯一の月となりました。これから本格的な梅雨の時期も始まります。梅雨はなんとなく気分が憂うつになったり、体のだるさや疲れを感じやすいものですよね。これは梅雨の変わりやすい気候の変化に心身が順応する際にストレスを感じたり、雨の日が長く続くことで低気圧の状態が続き、「ヒスタミン」の分泌量が増えて血圧が下がりやすくなる、自律神経の乱れが起こりやすくなることなどが関係しています。また、日照不足による影響や、運動不足になりやすいことなども挙げられるでしょう。梅雨の体調管理には十分注意して、元気に過ごしていきたいですね。

水無月は梅雨なのになぜ“水の無い月”?

6月は旧暦で『水無月(みなづき)』と呼びますが、梅雨で雨がたくさん降るのになぜ“水の無い月”と表すのでしょうか。これには様々な説がありますが、水無月の「無(な)」は「の」にあたる助動詞として解釈し、水無月は「水の月」であることを意味する、というのが有力な説です。田んぼに水を張る月であることから「水の月」と表現されるようになり、それが「水無月」になったと言われています。一方で、漢字の通り水の無い月であるという説もあります。田んぼに水を引くことでそれ以外の水が無くなる、暑さで水が干上がってしまうなど、水が無い「水無月」と言われることもあります。現代では多くの人が6月=梅雨を連想させるなど、水無月は昔も今も水と関係の深い月という考え方が多いようです。

ほとんどのホタルは実は光らない!?

ホタルと聞くと、夜の水辺で美しい光を放っているイメージを持つことでしょう。世界でおよそ2000種類いると言われているホタルのうち、日本で見られるのは約50種類ほど。そしてその中でも、“光るホタル”は実は10種類程度しかいません。夜にホタルが光る主な理由は暗闇の中で交尾する相手を見付けるためですが、光らないホタルの多くは昼間に活動しているので夜に光らなくても繁殖をすることができます。ほとんどの種類のホタルは幼虫の時は光りますが、大人になると光らなくなるのです。ちなみに昼間に見る光らないホタルは、赤黒のゴキブリのような見た目で、美しいイメージをぶち壊す可能性大です…。ホタル=光る、というわけではないので、光るホタルを見付けたらその幻想的な光を有り難く鑑賞しましょう。

オクラは胃腸に優しい食材!夏バテ予防にも効果大!

ネバネバが特徴のオクラは、実は2000年以上も前からエジプトで栽培されていたと言われている歴史のある野菜です。  オクラのネバネバのもとは、ムチンとペクチンなどの水溶性食物繊維です。ムチンには胃粘膜の保護や消化を促進させるはたらき、整腸作用などがあり、オクラは梅雨の食欲減退時にも胃腸に負担をかけずに食べられる優しい食材です。さらにペクチンにはコレステロールの吸収抑制作用があり、血中コレステロールを低下させる効果が期待できます。他にも、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、カルシウム、カリウム、マグネシウムなど、オクラには様々な栄養が豊富に含まれています。これからの季節はなんとなく食欲が落ちることも多いと思いますが、そんな時にはオクラを食べて栄養をしっかりと補給しましょう!

ダイエット成功の秘訣は“体重を気にしない”こと!

夏本番を目前に、今年こそ痩せたい!とダイエットを決意している人も多いでしょう。ダイエットといえば毎日体重をチェックして○㎏減った、増えたと細かい体重の変化に一喜一憂しがちですが、実はこれこそがダイエットを失敗させる大きな原因なのです。最近ではダイエットは体重にとらわれすぎないことが大切だという認識が広がってきています。体重ばかりを気にしてダイエットをしていると、少し体重が増えたり、体重の減りが止まってしまうとやる気がなくなって挫折してしまいがちです。体重が増えたから太った、減ったから痩せたという考え方を捨て、見た目の変化を重要視することでダイエットを成功させることができると話題なのです。体重はあくまでも目安と考え、体重に振り回されるダイエットを卒業しましょう!

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。