たけむら通信 2019・5月号

こんにちは!院長の竹村です!

4月1日に発表された新元号『令和(れいわ)』が、いよいよスタートしましたね。新たな時代の幕開けに、改めて自分の目標や抱負を考えてみたり、気持ちを新たに頑張ろうという思いを持っている人も多いと思います。

『令和』には、“人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。”という意味や願いが込められています。元号法に基づき政府が決定した『令和』は、日本の歌集である万葉集から出典されており、中国ではなく日本の古典が由来となった元号は今回が初めてになります。他には、「英弘」「久化」「広至」「万和」「万保」が示されていたと言いますが、『令和』は発表された時から素晴らしい元号だと称賛する人が多かったのがとても印象的でした。

皆さんにとって、令和が良き時代となりますように!今後も宜しくお願い致します。


五月病よりも六月病の人が増えている!?

『五月病』は、4月からの新年度が始まって環境が大きく変化し、丁度5月頃に心身ともに疲れのピークを迎えて体に不調が現れてしまう様子のことをいい、適応障害や無気力症候群などとも呼ばれます。ゴールデンウィークあたりで張りつめていた糸が切れるように疲れが出てしまう人が多いようで、5月の連休明けは五月病に特に注意が必要なタイミングです。しかし最近では、社会人の新人研修が長くなる傾向にあることや、ストレスを溜め込んだり我慢をしすぎる人が増えていることなどから、5月よりも6月に体調を崩す『六月病』の人が増えているようです。特に真面目で几帳面な性格や普段から完璧主義な部分がある人は、六月病に要注意です。無理をしすぎず早めに自分の対処をして自分自身を守ってあげることも大切な務めです。

イチロー選手が国民栄誉賞を辞退した理由

先月、大リーグ・マリナーズのイチロー選手がプロ野球選手としての第一線から引退することを発表し、大きなニュースとなりました。日本で9年、アメリカで19年もの間活躍を続け、様々な記録を打ち立ててきたイチロー選手ですが、実は過去に国民栄誉賞を2度も辞退したことがあります。その理由は、自分はまだ発展途上にある、早すぎる名誉を受けることで自身のモチベーションが低下する、というものでした。人間は、好きでしていたはずの行動に報酬を与えられることによってやる気がなくなってしまう心理現象(アンダーマイニング効果)が起こることが珍しくなく、イチロー選手は名誉や報酬が動機を阻害することを直感的に知っていたのです。このことからも、イチロー選手の野球に懸ける思いが伝わってきますね。

旬のこの時期のグリーンピースは栄養も味も段違い!

グリーンピースは熟す前のエンドウを収穫し、取り出した種の部分を言います。これよりさらに未熟な状態をさやごと食べるのがサヤエンドウです。  

主役になることはほとんどないグリーンピースですが、小さな若い豆には優れた栄養がぎゅっと詰まっています。特にグリーンピースの食物繊維は、一握りで大盛りのサラダに匹敵するほどの量だと言われています。また、良質なたんぱく質、カリウ ム、ビタミンB1やビタミンB2など、特に女性に嬉しい栄養がたっぷりなのです。季節の変わり目の体調維持や疲労回復にも役立ちます。

 グリーンピースは冷凍や缶詰などで一年中出回っていますが、旬の時期の新鮮なものでは味や栄養価が大きく異なります。生のグリーンピースを食べたことがない人は、ぜひこの時期の美味しいグリーンピースを一度味わってみましょう。

食べないダイエットはデメリットだらけ!

食べないダイエットが失敗するのには、きちんと理由があります。まず、食事制限をすると体は危機感を感じて基礎代謝を下げ、エネルギーを節約しようとはたらきます。そして過度な食事制限を続けていると、体は少量でも入ってきたエネルギーをできるだけ使わずに脂肪としてため込もうとしてしまいます。つまり少し食べただけでも太りやすい体になってしまうので す。さらに食べないダイエットは基礎代謝を下げることにつながって太りやすく痩せにくい体質をつくり上げます。他にも、極端な食事制限はかえってドカ食いの原因をつくりやすいこと、様々な栄養が不足することで美容や健康面で様々な悪影響が出やすくなるなど、デメリットだらけです。食べないダイエットに潜む危険をしっかりと把握しておきましょう。

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。