たけむら通信 2019・11月号

こんにちは!院長の竹村です!

この時期になると、いよいよ今年の終わりを意識する機会も増えてきますよね。2019年もあっという間に残り2カ月をきりました。今年のうちにやっておきたいことは、今のうちに具体的に挙げ、一つ一つ確実に実行していくと、気持ちに余裕のある12月を過ごせると思います。

寒さも本格的になり、インフルエンザ流行のシーズンが到来します。今年はまだ暑い9月の始め頃に、インフルエンザ流行のニュースが話題となりましたが、実は去年の9月にも、早すぎるインフルエンザの流行でワクチンが足りなくなることがありました。インフルエンザの予防接種は、体内で抗体がつくられるまでに約2週間かかるので、流行が本格化する前にワクチンを摂取することが大切です。インフルエンザの予防接種を考えている人は、余裕のある摂取の計画を事前に考えておきましょう。

自動販売機で住所を確認できる!

街中で自分のいる場所の住所が分からない時には、電柱や表札などを見てその場の詳しい住所を確認することができますよね。そしてもう一つ、実はほとんどの自動販売機にも、住所表示ステッカーが貼り付けられているのを知っていますか?これは携帯電話の普及に伴い、緊急事態を発見しても通報する人が今いる住所が分からない、という事例が増えたことが背景になっています。自販機業界が警察や消防などと連携し、2005年から屋外に設置されている飲料自販機に住所表示ステッカーの貼付活動を始め、普及しました。お釣りの受取口の下やその付近など、自販機の下の方に貼られていることが多いようです。自販機は街中でよく目にするものなので、知っておくともしもの時の緊急時に役に立つかもしれませんね。

「ください」と「下さい」正しい使い分け方は?

日常的に使われる「~してください」という表現、文字にする時に「~して下さい」と書いていませんか?「ください」と「下さい」の使い分けについてですが、簡単に言うと、「ください」は「プリーズ(please)」の意味、「下さい」は「ギブ(give)」の意味です。つまり動作についてお願する時には、「~してください」が正解です。例えば、「靴を脱いでください」は、靴を脱ぐことを要求する正しい文章ですが、「靴を脱いで下さい」にしてしまうと、靴を脱いで、さらにそれを与えてほしい、脱いだ靴を下さいという意味も含んでしまいます。「ください」という部分を何気なく「下さい」に変換して使っていた人も多いと思いますが、「下さい」は物をもらいたい時に使う漢字だということを、覚えておきましょう。

ニンジンの旬は秋から冬にかけて!カロテンなどが豊富

身近な野菜の代表とも言えるニンジンは、実は秋から冬にかけての今の時期が旬です。1年中スーパーで安定して手に入りますが、旬の時期のニンジンは栄養価が高く、甘みも強いのが特徴です。  ニンジンには、英名のキャロットが由来ともなっているカロテンが豊富に含まれています。カロテンは体内でビタミンAに変換され、発育の促進や、肌の健康維持に役立ちます。ニンジンのカロテンは皮のすぐ内側に多く含まれているので、皮を薄くむくか、皮ごと調理すると効率良く栄養を摂取できます。他にも、高血圧予防に効果的なカリウムや、食物繊維などの栄養も多く、女性に嬉しい栄養がたっぷりです。
和洋中、炒めたり煮たり蒸したり、様々な料理に万能に使うことができることや、鮮やかな色味で料理を美味しく見せるのも、ニンジンの魅力です。

冷え性の人は寝付きが悪くなりやすい…

夜になると、人の体は手足から熱を放出することで深部体温を下げ、休息モードに切り替わります。しかし冷え性の人の場合、この体温調節がうまく機能しないために、寝付きが悪くなる、眠りが浅いなどの睡眠トラブルに発展しやすい傾向があります。また、眠りには自律神経も関係していて、体の冷えや、寝る直前までスマホをいじる行為などは、リラックスモードの副交感神経を活性化させる妨げになります。なかなか眠れない日が続くと、全身の血流が悪くなって体がますます冷えやすく、良質な睡眠の妨げ要素が増えるという悪循環も生まれやすくなるのです。
夜は熱すぎないお湯にゆっくりと浸かって体を温め、足が冷え切らないうちに布団に入って眠るようにすると、冷え性の改善にも役立ちます。

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。