ひざの痛みが治らないのは10年来の腰痛が原因??

整形外科でレントゲンを撮って “異常なし”と言われた膝の痛みに悩む20代後半の男性。

「半年前にフルマラソンを走ってから、右膝の痛みが消えない

「今では歩くだけでも右膝が痛い」

階段の昇り降りは特につらい」

「またマラソンを走りたいが・・・  このままでは趣味の草野球もゴルフも出来ない」

やっぱり大事なのは歩き方?

歩くだけでも右膝が痛くなるということなので、 まずは歩行動作の確認。

すると、右肩が下がった歩き方になっていました。

右足はかかとが地面に着いて、 すぐに母趾に荷重してしまいます。

本来は、かかと→小趾側→母趾と アルファベットの“C”の字を描くように荷重していくのですが、 小趾側に荷重できないために 右肩を下げてバランスを取って歩いていました。

その結果、足の軸がズレてしまって右膝に痛みが出ていたのです。

小趾側に荷重しないと 体幹を正しく使えない状態で歩くことになり、 徐々に身体のバランスが崩れていき 足の軸がズレてしまうことが多いのです。

足の軸がズレると腰痛になりやすい事を話すと、 「実は10年前から腰痛で・・・」とのこと。

ということは、 10年前から足の軸のズレがあって そのズレがあるまま フルマラソンを走り それがきっかけで右ひざに症状が現れたのです。

軸のズレによる一歩一歩の負担はそれほど大きくなくても 42.195km走るとなると 64,000歩(※)になり、その分負担が大きくなります。

なんと、一歩の負担×64,000倍です。 (※私が実際フルマラソンを走った時の歩数です)

その膝の痛み「変形性膝関節症」かもしれません。

変形性膝関節症とは・・・ひざ関節内の一部にだけ集中して過剰な負荷がかかり、関節内にある軟骨の一部がすり減っていく疾患のことです。

変形性膝関節症について詳しくはこちらを

『足専門施術』でひざの痛み、腰痛から解放されましょう!

10年間足の軸がズレたまま生活していたため 骨盤、肩甲骨にも歪みがありました。

身体に歪みがあると正しく歩くことが出来ないので 各箇所を筋膜リリースによる調整をしました。

歪みが取れてもアウトプットされる歩行動作は 今までと変わっていないので、 正しい歩行動作をインプットしていきました。

一ヶ月経った今では 「マラソンの練習も再開しました!草野球もゴルフも行けそうです!」 とおっしゃてました。

ひざの痛み、腰痛でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

「足から全身を根本改善 足専門施術」  たけむら整骨院 大阪市住之江区安立3-9-12

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。