たけむら通信 2020・2月号

こんにちは!院長の竹村です!

冬と春の節目である立春(2月4日頃)を過ぎれば、暦の上では春ですが、実際は春を感じるのはまだまだ先という印象です。立春以降の寒さは「残寒」「余寒」などと呼ばれますが、夏の「残暑」同様、暦の上と身の上での感じ方は大きく異なります。寒さに加えて空気の乾燥も続き、2月は例年インフルエンザの流行もピークを迎える頃です。予防や対策には、引き続き力を入れていきましょう。

2月23日は、令和最初の天皇誕生日で祝日です。平成の30年間、天皇誕生日は12月23日でしたが、昨年の5月に改元があったことで、2019年は1948年の祝日法の施行以来、初めてカレンダー上に天皇誕生日がない年となりました。令和では、2月23日の日曜日が天皇誕生日となり、翌日の24日が振替休日となりますので、間違えないようにしましょう。

2020年はうるう年!うるう年が必要な理由

2020年は、2月が29日まである「うるう年」です。現在使われている太陽暦において、1年は365日とされていますが、これは地球が太陽のまわりを1周するのにかかる日数です。しかし実際は、地球が太陽のまわりを1周するのにかかる時間は、365日と6時間。この6時間が、4年間で24時間、つまり1日分足りなくなってしまうため、それを調整するために生まれたのがうるう年です。ただし、この調整も完璧なものではありません。実は本当のずれは6時間ではなく5時間49分なので、うるう年を設定したことで、今度は1年につき11分の増やしすぎになります。これを調整するために、400年間のうちで3回ほど、うるう年を減らす必要もあるのです。

新しい電池と古い電池を混用すると起こること

乾電池を交換する時、なんとなくもったいない気がするからと、例えば4本のうち1本や2本だけを新しいものに交換していませんか?実はこれ、間違った電池の交換方法です。乾電池を交換する際は、必ず全て同じ種類の乾電池を使うことや、全て新品の電池に交換しないと、電池容量の少ない方が過放電の状態になり、液漏れの原因になる場合があります。また、容量の少ない方の電池が先になくなり、他の電池の容量が残っていても、古い電池の影響で寿命が早くなってしまいます。つまり、電池の新旧混用は、せっかく交換した新しい電池の寿命を縮めてしまって、新品の電池の威力を十分に発揮できなくなってしまうので、かえってもったいないのです。

春の使者!貴重な山菜!「ふきのとう」の魅力

ふきのとうは、雪解けとともに一斉に顔を出す様から、“春の使者”とも呼ばれています。ふきのつぼみの部分を食べますが、天然のものは、旬の短い貴重な山菜としても知られています。大きくなりすぎたものは苦味が強くなりすぎてしまうので、小ぶりのものを選ぶと美味しさをより味わえます。  栄養面を見てみると、ビタミンB1、B2、ビタミンE、ビタミンKなど、豊富なビタミン類が目立ち、 新陳代謝を高める効果や、抗酸化作用によるアンチエイジング効果などが期待できます。さらに、浮腫みの予防に効果的なカリウムや、鉄分、食物繊維なども多く含まれています。ふきのとうの独特の苦みは、肝機能を助けるアルカノイドや、活性酸素の抑制に役立つケンフェールなどによるものです。香り成分のフキノリドには、胃腸のはたらきを良くする効果があると言われています。

寝ても寝ても疲れがとれないのは「脳疲労」のせいかも!?

寝ても寝ても疲れがとれない…その悩みは、「脳疲労」が原因かもしれません。家に帰ってからもパソコンやテレビの画面を長時間見続けたり、布団に入ってからもスマホ操作をしていたり。このような習慣によって、本来脳が休まらなければならない時間になっても活動状態にあり、脳の疲れが溜まりやすくなってしまうのです。大切なのは、日中の活動モードから夜の休息モードへのシフトを、脳もしっかりと行うこと。寝る直前までスマホをいじる癖を改めることや、布団に入ったら脳を休める意識をして、できるだけ頭を空っぽにしてみましょう。横になって身体を休ませるだけでは、疲労が解消されない人が増えています。脳もきちんと休ませましょう。

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。