たけむら通信 2020・5月号

こんにちは!院長の竹村です!

新型コロナウイルスの影響で、今年の7月に開幕予定だった東京オリンピックの約1年の延期が決定しました。長いオリンピックの歴史の中でも、戦争が理由で「中止」になったことはあっても、「延期」になるのは初めてです。他にも数えきれないほど、新型コロナウイルスの影響が世界中で出続けています。日本でも深刻なマスク不足の末、マスクの無い人々が少しでも免疫力を高めようと、スーパーから“納豆”がなくなるという事態が発生したり、マスクの次はティッシュペーパーやトイレットペーパーがなくなるのではないか、と多くの人が慌てて買い込んだ結果、本当に店頭からティッシュ類が品薄になってしまうような状況も生まれましたね。こういう時こそ、冷静に判断すること、デマに流されないこと、そして、普段から免疫力を高める生活を送ることの大切さを、改めて考えさせられた気がします。また、これからも手洗いうがいの習慣は続けていきましょう。

新幹線の扉が通勤電車よりも狭い理由

新幹線に乗る時は、旅行や出張など、荷物が普段よりも多いことがほとんどでしょう。にも関わらず、新幹線の扉って、やけに狭いと感じたことはありませんか?電車のように両開きではなく、スーツケースを持っている時には、結構乗り降りに苦労する人も多いはず。しかし、新幹線の扉の狭さには理由があります。まず、新幹線は高速で走るため、開口部分を狭くすることで車体強度を上げる目的があります。もう一つは、車内の気圧を保つためです。両開きの扉では、どうしても睡魔ができて気密性が落ちやすく、トンネル通過時や対向車とのすれ違いの際に、大きな気圧の変化が起こってしまいます。長時間乗車することの多い新幹線を快適に過ごすためにも、扉が狭くなっているのです。

サウナで効率良く汗をかくためのコツ

健康のため、ダイエットのため、サウナで汗を流すとスッキリと気持ちが良く、デトックス効果も得られます。短時間で汗をかき、血流や代謝の促進作用が期待できるサウナですが、体をしっかりと拭いてから入るのがコツなのを知っていますか?これは、サウナ室を必要以上に濡らさないマナー的な面のほかに、汗をかきやすくする効果があります。体が濡れたままサウナに入ると、水滴が気化する際に体表の熱を奪ってしまうため、汗を効率良くかくことができません。熱いサウナに入ってもなかなか汗をかけない人は、体が濡れていることが原因かもしれません。スムーズに発汗までもっていくには、体をしっかりと拭いてから、サウナ室に入りましょう。

健康や美容に役立つ強力な成分を持つニンニクの力

スタミナ料理に欠かせないイメージのあるニンニクには、優れた疲労回復効果や滋養強壮効果があることで知られています。ニンニクのあの独特のニオイの成分であるアリシンには、ビタミンB1の吸収率をおよそ10倍にも高める作用があると言われていて、長時間にわたって疲労回復の効果を高めることができるのです。また、アリシンには、免疫力を高めてガン予防にも役立つ効果や、血流の促進により、冷え性や動脈硬化の予防効果も期待できます。さらに、ニンニクのスコルジニンという成分には、新陳代謝を活発にして、美肌効果に役立つとも言われています。
健康や美容に嬉しい効果をたくさん持つニンニクですが、その成分の強力さゆえ、食べ過ぎるとお腹を壊したり、胃が荒れてしまうこともあるので注意しましょう。

“笑い”で免疫力を高めよう!

今改めて見直されている、免疫力を高める生活習慣。栄養バランスの整った食事をとることや、十分な睡眠の確保などはもちろんですが、意外なことが免疫力の向上に役立つこともあるようです。その一つが、“笑い”です。様々な研究や調査などで、笑いが免疫機能の向上に役立つことが明らかになってきています。笑える映像と真面目な映像を見た人の比較で、細菌やウイルスの侵入を防ぐはたらきをするIgA抗体の数値が、笑った人だけ上昇していたという実験結果もあります。ストレスが免疫力を下げることは知られていますが、笑うことで免疫力を高めることが期待できることも覚えておきましょう。また、体を温める習慣や、適度な運動習慣なども、免疫力の向上に役立ちます。

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。