たけむら通信 2020・3月号

こんにちは!院長の竹村です!

今年は暖冬の影響により、雪不足が全国的に深刻な問題となりました。スキー場では今季の経営断念が相次ぎ、雪まつりなどのイベントの規模の縮小や中止、除排雪業者が悲鳴をあげるなど、ここ数年で雪不足のニュースがこれほど大きく膨れ上がったのは、記憶にありませんね。「雪は降りすぎても災害だが、降らなすぎても立派な災害だ」とインタビューで嘆いていた方の言葉が忘れられません。

そして3月11日、今年で東日本大震災から丸9年が経ちます。津波によって多くの方の命が奪われたこの日を忘れないこと、そしてまたいつ起こるか分からない自然災害に備え、防災用品を整えたり、家族と避難について話し合うなど、大切な機会にできると良いですね。2020年は少しでも自然災害の少ない年になれば良いな、と願っています。

「にやける」「失笑する」の本当の意味を知ってる?

「にやける」と聞くと、にやにやと薄笑いを浮かべている顔を思い浮かべませんか?「失笑する」は、笑いも出ないほどあきれる様子だと思っていませんか?実はこれ、どちらも間違いです。日常的にもよく使う「にやける」の本当の意味は、実は“なよなよとしている様子”を表す言葉です。「失笑する」は、意外にも“こらえきれずに吹き出して笑う”ことで、むしろ真逆の意味で使っている人の方が多いのではないでしょうか。このように、普段何気なく使っている言葉の中にも、自分が思っていた意味と全く別の意味を持つ言葉や、むしろ真逆の使われ方をしているような言葉は、結構たくさんあります。「にやける」「失笑する」は、今日から正しく使えますね。

天使でもあり悪魔でもあるクリオネの食事は一生に一度!

「流氷の天使」とも呼ばれるクリオネですが、その捕食シーンは「まさに悪魔のよう」だと言われるほど怖いことでも有名です。頭が割れて6本の触手(バッカルコーン)が現れ、エサを捕らえるその姿は、普段水中を天使のように浮遊する可愛らしい姿からは想像もできないものです。そしてあまり知られていないのですが、クリオネの食事は一生に1度か2度ほどしかありません。クリオネの寿命は1~2年ほどで、自然界では、生涯の中でエサとなるミジンウキマイマイに遭遇する機会もほとんどないため、何も食べなくても半年から1年は生きることができる生態に進化したといわれています。そのため、特に自然界でのクリオネの捕食シーンは本当に貴重です。

セロリの香り成分にはイライラを鎮める作用が!

その独特な香りや味が特徴的なセロリは、好き嫌いの分かれる野菜としても有名です。古来、エジプトやヨーロッパで香料や薬として親しまれていた歴史がありますが、日本で広く食べられるようになったのは戦後に入ってからです。

セロリの代表的な栄養成分は、塩分の摂りすぎや高血圧、浮腫みなどの予防に役立つカリウムです。また、セロリの独特な香りはアピインと呼ばれる成分によるもので、イライラを鎮めて精神を安定させる作用があると言われています。その他、セロリにはビタミンも多く含まれています。

セロリの栄養は、茎だけでなく葉にも豊富に含まれているので、漬物やサラダだけでなく、炒め物や煮物料理など、幅広い料理で活用しましょう。生のセロリが苦手な人は、加熱すると独特の風味が和らいで食べやすくなります。

自分の花粉症の重症度を知り、予防対策に努めよう

花粉症の人は、早くもマスクが手放せない日々が始まっているという人も多いでしょう。今や国民病とも言われるほど患者数が多い花粉症ですが、その症状は人によって大きく差があります。マスクの着用だけである程度症状が軽くなる人もいれば、マスクだけではとても防ぎきれないような症状に悩まされる人もいます。まずは自分の花粉症の重症度を知り、自分に合った治療法を取り入れていくことが、とても重要です。共通の予防法としては、やはり密着度の高いマスクやメガネの着用、できるだけ不要な外出を控える、帰宅時に衣服や髪をよく払う、うがいや洗顔をして鼻をかむ、こまめに掃除をするなど、できるだけ花粉から遠ざかる生活を心がけましょう。

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。