たけむら通信 2020・1月号
明けましておめでとうございます!院長の竹村です!
いよいよ、2020年がスタートしました!去年の5月に元号が変わってから、あっという間に令和2年ということになりますね。平成から令和になって初めての年越しやお正月、皆さまはどのように過ごしましたか?帰省や旅行を楽しんだ人も、美味しいものを食べてゆっくりと過ごした人も、素敵な2020年のスタートが切れていることを願っています。
やはり年が明けると、気持ちを新たに頑張ろう!という意欲が湧いてきますよね。そのやる気を今年こそ形や成果にするために、まずは今年の目標を具体的に書き出してみましょう。そしていつでも目に付くところに掲げておくことで、目標達成率は格段にアップします。何か一つでも目標を持ち、それに向けて日々頑張ることは、きっと皆さまの毎日を充実させるのに役立つはずです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
「元日」「元旦」「お正月」覚えておきたい意味の違い
1月1日は「元日」、年の初めを祝う国民の祝日です。この元日と似たような意味で使われる言葉に、「元旦」や「お正月」などがありますよね。実はこれらは、厳密に言うと全て意味が異なります。まず「元日」は、1月1日全体のことを指しますが、「元旦」は、1月1日の朝のことだけを表す言葉です。つまり元旦は元日の朝にあたり、使える時間が限定的になります。また「お正月」は、本来は1月の1カ月を表しますが、一般的には正月を祝う期間に使われるのが普通です。三が日のことをお正月ととらえる場合も多いです。今年の年賀状に、「元旦の朝」「1月元日」などという書き方をしていませんか?覚えておくと、来年の年賀状にも生かせると思います。
エレベーターで階数表示を眺めてしまう意外な理由とは?
エレベーターに乗っている時、つい無意識に階数表示の動きを眺めてしまいませんか?実はこれには、人間の心理が関係しています。私たちには、他者が自分に近付くことを許せる限界の範囲=パーソナルスペースという、心理的な縄張りが存在すると言われています。これは親しい相手では狭くなり、知らない人や敵視している相手では広くなるのが普通です。そして満員のエレベーターなど、他人がパーソナルスペースへ侵入するのを防げない空間では、その不快感や不安感から意識を逸らせるために、本能的に階数表示を見つめて気持ちを落ち着けている、と考えることができるのだそうです。また、狭い空間への恐怖心を和らげようとする場合もあります。
“食べる風邪薬”とも呼ばれる春菊の栄養
春菊は、日本の冬の代表的な緑黄色野菜です。食べるのは冬ですが、春に花を咲かせることからそう呼ばれています。実は春菊を食用としている国は東アジアだけで、独特のキクの香りを好まない欧米では、観賞用の植物として栽培されています。 春菊に含まれる栄養素は、皮膚や粘膜の健康維持に役立つベータカロテン、風邪予防にも効果的なビタミンC、骨粗しょう症の予防に欠かせないカルシウム、貧 血を防ぐ鉄や葉酸など、多くの種類が挙げられます。また、春菊の独特の香りのもとでもあるペリルアルデヒドという成分は、胃腸の調子を整え、自律神経にも作用すると言われています。呼吸器系や胃腸を整える成分が豊富なことから、春菊は“食べる風邪薬”などと呼ばれることもあります。春菊は加熱しすぎると苦味が増すので、春菊の苦みが苦手な人は加熱しすぎない食べ方がおすすめです。
「お酒=太る」ではない!お酒で太る本当の原因とは?
イベント続きでお酒を飲む機会も増えがちなこの時期ですが、実はお酒に含まれるアルコールのカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれ、体内で直接肥満の原因になるようなカロリーではありません。アルコールのカロリーは、体内ですぐに血行の促進や体温の上昇などに使われ、最優先で消費されます。ではなぜお酒を飲むと太るのかというと、それはお酒に含まれる糖質などの成分や、一緒に食べる食事に原因があります。また、お酒を飲む場面では、その楽しさからつい食べ過ぎてしまいやすいなどの原因も考えられます。いずれにせよ、お酒=太るわけではありません。お酒の選び方や一緒に摂る食事の内容気を付ければ、肥満を予防することは十分可能です。
竹村誠司
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