たけむら通信 2018・8月号
こんにちは!院長の竹村です!
8月7日頃は立秋、暦の上では秋に入る頃で、この日が暑さの頂点となり翌日以降の暑さを残暑と呼びます。暑中見舞いが残暑見舞いに切り替わるのもこのタイミングなのですが、残暑と呼ぶにはまだまだ早すぎると思ってしまうような厳しい暑さが続きますね。
1日の最高気温が25度以上の日を「夏日」、30度以上で「真夏日」と言いますが、近年では昔は耳にすることのなかった35度以上の「猛暑日」が何日間も続くケースも多く、温暖化の深刻さを感じずにはいられません。
また、夜になっても気温が25度を下回らない夜間のことを「熱帯夜」と呼びますが、25度どころか30度以下にもならない「超熱帯夜」「灼熱夜」などと表現される暑すぎる夜もあります。日が暮れても気温が30度もあるなんて…寝ている間の熱中症対策も十分におこなう必要がありますね。
スターマインの広がりは点火方式の変化にあった
夏の風物詩として外せない花火、今年も全国各地で花火大会が大きな賑わいを見せていることでしょう。ここ数年の間に、花火大会の中で良く聞くワードとなったのが「スターマイン」。スターマインとは花火の名前ではなく、数十発から数百発におよぶ花火玉を連続で打ち上げる打ち上げ方法の名前です。
花火大会のオープニングやフィナーレで多く使われていますが、スターマインの躍進の背景には花火の点火方式の移行があります。多くの花火大会では、人の手による手打ちの点火から、コンピューターによって電気を流すタイミングを完全に制御する電気点火に変わったことで、設定通りに複数の花火を開花させ、複雑な構成のスターマインが可能になったというわけです。
最近の小学生の自由研究がすごい!
多くの地域で約1カ月半もの期間になる長い長い夏休み。夏休みといえば、たくさんの宿題と一緒に自由研究の課題が出ることが多いと思いますが、最近の小学生にはどんな自由研究が人気なのでしょうか。
昔は生き物の観察や不要な段ボールなどを使った工作などが一般的でしたが、今は「自由研究キット」を使えば、誰でも簡単にハイレベルなものを作れる時代のようです。また、アプリやゲームの開発などの少し前では考えられなかったような大人顔負けの自由研究も耳にします。家族で工場見学に行ったり、自由研究のための工場見学ツアーなども人気があるそうです。自分が今子供だったら、何をテーマにしようか迷ってしまいそうですね。
トマトの赤い成分「リコピン」の優秀すぎるパワー!
トマトは1年を通じて出回っている野菜ですが、やはり旬は夏で、特に7~8月のトマトはハウス栽培にはない自然の美味しさが魅力です。
昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる」などと言われるように、トマトは非常に栄養価の高い健康食材として知られてきました。様々な栄養の中でも特に目立つ成分が「リコピン」で、赤くて甘みのあるトマトほどリコピンの含有量は多くなります。
リコピンの抗酸化作用はβカロテンの2倍あると言われており、ガンや動脈硬化、糖尿病の予防に高い効果を発揮するだけでなく、免疫力を高める、体の冷えを改善する、シミやシワなどを防ぐ美肌効果、便秘の予防改善、ダイエット効果など、様々な効果が期待できます。いつまでも健康で、美しくい続けるための近道は、1日1個のトマト生活にあるかもしれません。
夏は意外と太りやすい季節!?
たくさん汗をかく夏は、冬より痩せやすいイメージを持つ人が多いようです。しかし、夏は意外にも太りやすい季節でもあります。私たちの体は寒い冬には下がった体温を上げようとはたらきますが、夏は高い体温を維持できるため体温を上げようとするはたらきが弱まって基礎代謝の低下につながります。
また、暑くて冷たい飲み物や食べ物ばかりを体に入れてしまうことも、基礎代謝の低下を招いて痩せにくい体づくりになってしまいます。夏でも常温の飲み物を飲んだり温かい食事も積極的に取り入れ、代謝の低下を防ぎましょう。また、夏は運動不足にもなりやすいので、暑さに負けずに無理のない程度で体をしっかり動かすことも大切です。
竹村誠司
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