たけむら通信 2018・4月号
こんにちは!院長の竹村です!
新年度が始まる4月。入学や進学、就職、上京など、様々な形で新しい生活をスタートさせる人も多いこの季節は、特に今までの生活と大きく変わりがない人でも、なんとなく気持ちを新たに頑張ろう!という気持ちが生まれるものですよね。
誰にでも何にでも、「初めて」だった頃があるはずです。慣れない生活に奮闘している人や困っている人を見た時には、自分の「初めて」の頃を思い出し、温かく見守ってあげたり、優しく手を差し伸べることができたら良いなと思います。
また、いくつになっても新しいことにチャレンジする意欲というのはとても大切にしてほしいものです。新たなことに挑戦することはとても勇気のいることでもありますが、やらずに何でも諦めてしまうより、やりたいと思ったことは小さなことでも大切にしてそれに向かって努力することが、きっとあなたの財産になるはずです!
「座高測定」はあまり意味のないものだった…
学生時代に誰もが経験したことのある身体測定。そこで行われていた「座高」の測定が、ひっそりと廃止されていたのをご存知ですか?
座高測定は戦時中の昭和12年、内臓の発育などを確認するために始まったものでした。しかし、実は座高は内臓の成長と関係がないなどの理由から、平成27年に文科省から取りやめが発表されました。座高が高い=足が短いなどと悩んでいた今までの計測に、あまり大きな意味はなかったようです…。
また、ここ10年間で検出率が1%以下となっていたぎょう虫検査も、同じく廃止となりました。代わりに関節や筋肉、骨などに異常がないかを調べる新たな検査が導入されるなど、身体測定も時代とともに変化しているようです。
4月29日、何の日か答えられますか?
4月29日は「昭和の日」として国民の祝日となっており、毎年大型連休のスタートする日として認識している人も多いでしょう。
ところでこの昭和の日ですが、以前は「みどりの日」という祝日でした。いつの間にかみどりの日は昭和の日に名称が変更され、現在は5月4日がみどりの日となっています。もともと4月29日は昭和天皇の誕生日だったため祝日として制定されていました。
つまり4月29日は、「天皇誕生日」→「みどりの日」→「昭和の日」と3回も名前が変わっている珍しい祝日なのです。昭和の日には、激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたすという願いが込められていることも覚えておきましょう。
高たんぱく低カロリー!食物繊維も豊富な筍の魅力
春の風物詩の一つでもある筍。採ってから時間が経つほどにアクが強くなりえぐみも出てくるため、できるだけ早く調理するのが旬の筍を美味しく食べるポイントです!
筍の独特の味わいをつくり出しているのが、アミノ酸の一種であるチロシンという成分で、筍の節のすき間に付く白いものの正体でもあります。チロシンは神経の伝達に関わる物質をつくったり、代謝のコントロールに関わるホルモンの原料になる大切な物質で、健康な心と体に欠かせないものです。
また、筍の食物繊維の含有量はゴボウなどの根菜に次ぐ高レベルです。さらに、塩分の排出を促す効果のあるカリウムも多く含まれるため、便秘解消や浮腫み予防に大いに役立ちます。さらに筍は低カロリーで高たんぱく質なので、ダイエット中の食事にとても適した食材です!
食後すぐの歯磨きは歯にダメージを与える可能性が…
食事をしたらすぐに歯を磨いて口の中を清潔にする!以前は虫歯の予防にこの考え方が一般的でした。しかし、実は食後すぐの歯磨きは歯に深刻なダメージを与えてしまう可能性があることが分かり、最近では歯磨きは食後30分ほど時間をおいてから行うのが良いという考えに変わってきています。
食後は口内が酸性の状態で、硬いエナメル質が溶けて歯が普段よりも傷付きやすい状態となっています。そこに歯磨きを行うと余計に歯のエナメル質を削り落としかねません。口内の酸性は唾液などによって30分ほどで改善されるため、食後は軽くうがいをして口内の汚れを落とし、歯磨きは時間をおいてから行うと良いでしょう。

竹村誠司

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