たけむら通信 2018・1月号

あけましておめでとうございます!院長の竹村です!本年もどうぞよろしくお願いします。

2018年が幕を開けました!皆さんは、どんなお正月を過ごされましたか?昔から新年の夜に見る夢は「初夢」と呼ばれていますが、初夢に見ると演技が良いものとして「一富士、二鷹、三茄子」というものが有名です。この由来には諸説ありますが、「富士は大きく高い様、鷹は鋭い足でつかみ取る、茄子は何事も成し遂げる」などの意味があるそうです。そしてこれには、「四扇(しせん)、五煙草(ごたばこ)、六座頭(ろくざとう)」という続きがあることをご存知ですか?扇は形が末広がりであること、煙草は煙が上へと昇る様子が運気の上昇を、座頭は剃髪した琵琶法師の「毛がない=怪我ない」を文字っていると言われています。あなたの初夢に煙草や毛がない法師が現れていたら、何か良いことが起こる前兆かもしれませんね!

 

いくつ知ってる?おせち料理に込められた意味
お正月に食べる豪華なおせち料理は、和食の基本が全て詰め込まれているとも言われます。「めでたさを重ねる」意味を込めて重箱に詰められ、使われている料理にも様々な意味が込められています。数の子は子宝と子孫繁栄への祈り、黒豆はまめに元気に働けますように、栗きんとんは黄金色に輝く財宝に例えて豊かさや勝負運を願って、などは有名なものでしょう。他にも、昆布巻きの昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、小肌の粟漬けは小肌が出生魚なので出世を願って、かまぼこは日の出を象徴するものとして、エビは長生き、ごぼうは細く長く幸せになど、健康や幸せを心から願って作られるのがおせち料理なのです。大切にしていきたい、日本の伝統ですね。

実は雪は白くない!?白い雪景色の真相とは
北海道では毎年必ず見られる雪景色ですが、日本国内でも雪がよく降る地域とほとんど降らない地域があります。ちなみに沖縄県では、2016年の1月に観測史上初の雪(みぞれ)が確認されていますが、沖縄で北海道のような一面の銀世界を見ることはないでしょう。雪といえば誰もが真っ白な色をイメージしますよね。しかし、雪の結晶を思い浮かべてみてください。雪の結晶の拡大図を一度は見たことがあると思いますが、その色は透明だったはず実は、雪の色は白ではなく透明なのです!透明の雪の結晶に光が乱反射することで白く見えています。あの真っ白の美しい景色は光の乱反射がつくり出していると思うと、より幻想的に見えてきそうです。


あく抜き不要!ごぼうの栄養を無駄にしないコツ
ヨーロッパ、シベリアから中国大陸にかけて広く分布している野生のごぼうですが、食用にしているのは主に日本と台湾だけだと言われています。ごぼうは食物繊維の代名詞と言えるほどその含有量が多く、腸内環境を整えて便秘の予防や解消、ダイエットや肌荒れ改善にも効果を発揮します。調理の際、酢水に浸けてあく抜きをする人も多いのですが、あく抜きのしすぎは風味だけでなく栄養成分まで逃がしてしまう原因になります。あく抜きの際に水が茶色く濁るのは、実はごぼうのポリフェノールが溶け出したものなのです。料理を白く仕上げたい時以外は、ごぼうのあく抜きはあまり必要ないでしょう。また、皮もなるべくむかずに包丁の背やたわしなどで表面をこすり落とす程度で済ますのが、ごぼうの栄養を無駄なく摂るコツです!

 

運動前に行うストレッチは「動的ストレッチ」
運動を始める前には、ストレッチで体をよくほぐすことが大切ですよね。しかし、運動前に取り入れてほしいストレッチは「動的ストレッチ」ということを忘れてはいけません!動的ストレッチとは、動きの中で反動をつけて筋肉の可動域を広げていくストレッチのことで、ラジオ体操などがそれにあたります。反対に前屈のようなゆっくりと筋肉を伸ばして筋肉の柔軟性を高めるストレッチを静的ストレッチと呼び、これは運動前のストレッチには適していません。これから運動を行うという場合には、動的ストレッチでしっかりと体を動かす準備をすることが怪我の予防にもつながるのです。静的ストレッチは、運動後や就寝前に行うストレッチということも覚えておきましょう。

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竹村誠司

「足専門治療家」たけむら整骨院の代表
人間の土台である足が歪むと、全身が歪み、身体にさまざまな痛みや不調が現れます。足が整うと全身が整います。足や体の不調に悩まれている方が地元大阪だけではなく他府県からも多数来院。 足専門治療家として多分野にわたる講師としても活動中。Amazonランキング1位(整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学一般)の「足から滅びる」著者。